これからアメリカ不動産の大バーゲンが始まろうとしています。
アメリカ以外でも大バーゲンになりますので、マンパワーが許す限り広げていこうとは考えています。
安く買えば、利回りも期待できますし、何と言ってキャピタルゲインが出ます。
しかしこの投資は万人向けではありません。
儲かる人は非常に儲かりますが、儲からない人もたくさんいると思います。
つまりどんな投資でもそうですが、投資家次第という面が多分にあります。
一言で言うと、儲かる人は問題解決能力があり、辛抱強い人です。
楽して儲かろうとか、人に丸投げしておけば何とかなるというタイプの投資ではありませんし、途中であきらめると儲かりません。
もちろん物件の種類によってはそういう投資も可能です。
人相手のビジネス、しかもアメリカ人相手のビジネスをアメリカ人を使ってやるわけですから、簡単なわけはありません。
テナント相手の裁判などというのは日常茶飯事です。
特に経済危機の時に賃貸経営をするということは、テナントになる人たちにはお金がないということを意味します。
つまり、賃貸経営は楽ではないということになります。
梅里香不動産は利回りを得るための細かなトラブルに対処し続けているうちに、時間が経過し、気づいたら不動産価格が大幅に上昇していたというモノです。
途中で耐えきれなくなり、やめてしまうと儲かりませんが、5年から10年のスパンで気長に付き合える人であれば、確実に利益が出ます。
私はリーマンの時に購入した物件を今売りに出していることは時々、ブログには書いていますが、これまでに平均して20-40%程度の利回りは出ています。
しかし売却価格は購入時に支払った価格の5倍-7倍で売れています。
そのうち一軒はそのあたりの大規模開発エリアにかかっていたという事情で、デベから買い取りたいというオファーが来て、売却価格は購入価格の15倍でした。
しかし、買ってからエクジットするまで、いろいろなことがありました、というか不動産を持ち続ける限りトラブルは日常的に続いていきます。
暴落しているから、買えば簡単に儲かると安易に考えがちになる人も多いと思いますが、それほど簡単なものではありません。
バルクで買って、ばら売りすればアメリカ不動産投資のイヤな面を経験しないで済むとは思いますが、賃貸収入を得たいと思うならば、それほど楽ではないということです。
世の中、そんなに甘い話はありません。
つまりやるのであれば、買うだけでなく投資家として学んでいくことが必要ということになります。
これはいま売っている物件。
すでに契約済みで後は決済を待つだけなのですが、コロナの影響でビジネスが止まっているため、時間がかかっています。
本当は修理して売るはずでしたが、時間がないので仕方なく現状で売っています。
現金をどこまで用意できるかで、勝負は決まります。