アメリカ不動産情報

タイトルカンパニーとのやり取りはなかなか難しい

アメリカの不動産投資で切っても切り離せないのがタイトルカンパニーです。

タイトルカンパニーは不動産売買の際にエスクローを行う大切な仕組みの一つです。

売り手と買い手の間に入り、安全に取引を代行すると同時に、名義の変更と保険を担当します。

つまり、タイトルカンパニーを使えば取引が安全になります。

アメリカ不動産の売買では切っても切り離せない存在なのですが、なかなか付き合いにくい存在でもあります。

仕事柄、仕方ないところはあるのですが外国人投資家にとっては、かなりやりにくい存在であることは確かです。

アメリカ人であっても、要求がかなり細かいので難しいと思います。

 

よくあるのが、提出不可能な書類を要求してくることです。

最近あったのは私が以前にクビにした弁護士からサインをもらってこい、という要求でした。

理由はその物件を買った時に、この弁護士を使い、彼の名前が書類にあったので、彼の了解がないと決済ができないというのです。

何年も連絡していないし、しかも過去にクビにした弁護士なので今更連絡できないし、どうして自分の物件を売却するのに、その弁護士のサインが必要なのかもわからないと、話してみたのですが、どうしてもこれなしでは決済ができないと頑として言うことを聞いてくれないのです。

 

というので、仕方なく別のタイトルカンパニーと話し、事情を説明したところ、ここでは弁護士からのサインは不要であるとのこと。

一安心して、決済の作業をお願いしたところ、今度は書類にサインと認証が必要なので、アメリカ大使館に行ってほしいというのです。

これはごく普通の話なのですが、大使館に書くのは面倒だし、特にコロナ以降、スカイプやズームでも認証ができるので、アメリカ大使館に行かずに認証をしてもらえるかとお願いしたところ、それは「アメリカ人だけ」に提供しているサービスだ、というよくわからない回答が返ってきました。

とりあえずアメリカ大使館にはどうしても行かないといけないことだけは分かったので、予約をし、予約の日時の前までに書類を送ってほしいとお願いしました。

(地方に住んでいる人の場合だとわざわざ行くのは本当に面倒だと思います。)

すると今度は書類を大量に送ってきて、「このすべてを大使館で認証して、明日には届くように送ってほしい」と言ってきました。

ちなみにアメリカ大使館では、書類一枚認証するのに$50かかります。送ってきた書類は30枚ほどあったので、それだけで$1500もかかります。

そこで、また事情を説明し、現地の会計士が私の委任状を預けてあるから、私が大使館でサインするのは、最小限の書類にしてほしいとお願いして、何とか書類を減らしてもらえました。

そして、今郵便局はアメリカ向けのEMSの取り扱いを停止していて、UPSで数日はかかると説明して、ようやく納得してもらいました。

 

日本に住んでいると、英語の文書の認証というのはなかなか難しいものです。

そういう事情を理解してくれるタイトルカンパニーはほぼ皆無だし、同じ会社でも担当者によって要求する書類が違うこともよくあります。

先回は大丈夫だったのに、今回はダメということは日常茶飯事です。

 

こういうやり取りもアメリカ不動産投資の一部です。日本のようにスムーズにはいかないものなのです。

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