アメリカ不動産情報

入居者の退去時に起こること

州がコロナによる強制退去の一時停止をした時に、家賃の支払いをやめた入居者がいました。

残念ながら、アメリカではこういうタイミングで支払いをやめる人が非常に多く、踏み倒そうとする人が多いのは事実です。

日本人相手の不動産投資をしている人には理解しがたいかもしれませんが、こういうことはよくあります。

私は裁判をするのが嫌だったので、自主的に退去してくれれば滞納分は請求しないと約束し、出てもらいました。

いったん滞納されると、その分の回収するというのは事実上、不可能です。

かかる弁護士費用を考えると対費用効果的に見合わないためです。

ですから滞納が始まった瞬間に、素早く滞納しないと被害が拡大してしまいます。

すぐに出てもらうか、分割でもいいから支払ってもらうように交渉する必要があります。

 

アメリカ人は引っ越しをするときにきちんと片付けて出で行くということはほぼありません。

大家はその後、清掃や簡単な修理をすることがほとんどです。

昨日、見に行きましたが想像通り、ゴミを残してあったり、雑に使ったような跡が少しあったので、週明けから業者に清掃と修理を依頼した後に、売りに出す予定です。

幸い数千ドル程度の出費で済みそうです。

私は物件を処分しようとしているのですが、入居者を退去させるのに手間取っていて、そのためになかなか思ったスピードで売れないでいましたが、これでもう一軒売れそうです。

 

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