昨日も書きましたが、不動産は価格ではなく価値で買うものです。ですから値段が上がっているから、というだけの理由で買うのは愚かです。
投資の基本は安く買って、高く売る。これができなければ、うまくいきません。
もちろんインカムゲイン狙いだけという人もいるかもしれませんが、キャピタルも取れるのにインカムしか狙わないというのでは、アメリカ不動産投資の一番おいしいところを逃しています。
もちろん今のマーケットでもお買い得物件はあります。ただ入手しにくくなってきています。ですからこういうマーケットでは、基本、売り側に回るのが賢いやり方です。
減価償却メリットがあるのも事実ですが、もっとおいしいところはそこではありません。
日本人がアメリカ不動産を買う時には、どうやら業者は減価償却が取れる点ばかりを強調したり、もっと値段があがるとあおっているようですが、
いい投資家というのは、まずいかに儲けられるのかを考え、そのうえで節税する方法を見つけようとするものです。
報道によると、トランプ大統領も不動産を大量に売却しているようです。大統領就任後、28の不動産を33億くらいで売却したようです。
買うばかりだけでなく、売り時もきちんと見極めるのが、洗練された投資家ということになります。
Most Trump Real Estate Sold To Secretive Buyers, Report Says
基本、今は売り側に回るときです。そこで儲けたお金でマーケットが下がった時に買いに回ればいいだけの話です。
まだアメリカ不動産を持っていないという人は、売り側に回れないと思うかもしれません。
ではどうすればよいのか、明日書きたいと思います。