アメリカ不動産情報 マインド

経済危機の中でのアメリカ不動産投資

今は異常事態ですから、これからのアメリカ不動産投資は普通に行っていてはいけません。

注意点はいくつかあると思いますが、その一つはギャンブルをしてはいけないというものです。

よく注意して、物件を買うときには、なぜそれを買うのかというきちんとした理由があるかどうかを確認すべきです。

例えば、「近くに新しいスーパーができるから、価格が上がるだろう」とか、近隣の家があなたが買う価格よりも50000ドル高く売れたから、同じことが起こるだろうといった感じの投資はハイリスクかもしれません。

特に今から不動産を買うときには、キャッシュフローが出る不動産なのかをよく確認すべきです。

税金、保険、管理費、そしてローンを使うならばその支払いをした後に、利益が残るような不動産を買うべきなのです。

時には、キャッシュフローはやや少ないものの、キャピタルゲインの可能性が高い不動産を買うこともあると思います。そういう戦略もありだと思います。

しかし、やってはいけないのはキャッシュフローを無視して、キャピタルゲインだけを狙うという投資法です。

なぜかというと、これをやってしまうと持っている間にキャッシュフローがマイナスになるからです。

同じ理由でカリフォルニアやニューヨークといったもともと不動産価格が高いエリアは投資対象としては、やや理想的とは言えないのです。

特にこれらの都市では固定資産税が高騰すると考えられているので、特にそう言えると思います。

 

海外では値上がり狙いの投資をする人が多いのですが、これをやった人々はリーマンショックの時にトラブルに巻き込まれました。

もちろんそういうマーケットで儲けた人も大勢いますが、同時に損をした人も大勢いるものなのです。

ですから、投資の基本として狙うべきなのは、やはりキャッシュフロー、これは人がいる限りニーズがある住宅への投資なので、市場が上がっても下がってもなくなることはありません。

そのうえでキャピタルも取れれば、最高です。

 

買うときに一つ気を付けたいことがあります。

それは払いすぎないということ。可能であれば不動産評価を行い適正価格であることを調べるべきでしょう。

もしあなたが払う価格が評価額よりも低ければ、よい買い物をしたということになるでしょう。

私がやろうとしているのは、フォークロージャーばかりなので、修理代を払った後でも評価額よりも大幅に安いと思いますが。

 

私が知っているある投資家は2002年に新築の不動産を買いました。

払ったのは150000ドルで家賃は$1250でした。しかしリーマンショックの時に評価額は$120000も下がったそうです。

しかし、毎月の家賃が入るので、あまり気にならずその後も持ち続け、今の評価額は$185000だそうです。

 

簡単にまとめると、不動産市場が悪い時でも持ちこたえられる不動産を手に入れるべきということになります。

これには様々な要素が関係してきますが、それを見分けるよい指標は安定したキャッシュフローということになります。

とはいえ、事態はそこまで簡単だとは思いませんが、ここに注意しておくと問題が発生してもリカバリーがしやすいかと思います。

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