アメリカ不動産情報

大家とテナントの死闘が始まった、、

アメリカの不動産経営というのは、ある意味、入居者との戦いでもあります。

しかし今回はかなり熾烈を極めそうです。

それは、いったん強制退去されると、行く先の当てがない人たちが多いということの裏返しでもあります。

場所によってはすでに事態が悪化し、SWATが出動したところもあるようです。

 

こちらはよくありそうなことです。

 

メリカでは家賃を支払わない入居者を退去させようとすると、一定の確率で起こることがあります。

普通であれば、自ら退去するのですが、なかにはあきらめの悪い人もいます。

それは、物件の状態が悪く、大家がきちんと修理を行わないから家賃を払わないと開き直るのです。

英語ではSlamlordといいます。こうなると退去に時間がかかります。

家賃を踏み倒したうえに、責任を大家に擦り付けるのは、まったく理不尽ですが、アメリカの法律上、仕方ありません。

中には大家に復讐さえしようとする人すらいるようです。

恐らく退去させられる前に、物件を破壊したりする人もいると思います。

 

私のところにも今朝、メールが来ました。

すでに私の弁護士対応をとっていて、この人はもう追い詰められていて後がないのですが、「このまま進めるのならば、こちらも弁護士対応をする」といった脅迫めいたメールが届きました。

お金があれば、きちんと払っているはずなので、弁護士を雇うというのはただのブラフだと思います。

そもそも、弁護士を雇うお金があれば、私のところに連絡は来ないはずです。

 

当然、このまま強制退去を進めるのですが、リスクがあるので、保険への加入は必須ですね。

こういうトラブルは本当に嫌なものですが、こういう騒ぎの後によいチャンスが来るとも思うしかないですね。

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