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中に立ち入れない物件を買うべきか?

アメリカで差し押さえ物件を買おうとするときによくあるのが占有者がいるというケースです。

つまり中を見たくても、見られないことがよくあります。

不動産を買うのに中が見られないというのは、かなり致命的だと感じる人も多いと思います。

つまり物件価格は安いかもしれないが、買った後に予想外の修理費用がかかるのではないかと心配される人がほとんどだと思います。

 

しかし比較的低価格帯の不動産を買う場合、占有者がいて中に入れない場合、実はあまり心配する必要はありません。

どういうことかというと、人が住んでいるということは設備は最低限、壊れていないという証明になるからです。

 

アメリカの不動産の場合、修理にお金がかかる個所というのはいくつかあります。

屋根の修理、基礎の修理、水道と暖房機器の修理が主な個所になります。

屋根の状態が良いかどうかは表から見て確認できます。しかしそれ以外は中に入らないと分からないのですが、人がいるということは、最高の状態ではないにせよ、一応動いているということになります。

つまり、買ったとしても修理費用はそこまではかからないだろうと推測できるわけです。

 

とはいえ、占有者がいても中に入って確認したいと思うのが普通です。

ではその場合どうすればよいのか?  占有者との交渉方法について今度、説明します。

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