経済面で大成功している人たちを観察していると、高学歴だから成功しているわけではないことに気づくものです。
実生活ではそれは「度胸」であったり、「図太さ」とか、「大胆さ」とか「世渡り上手」とか呼んだりするものですが、つまり『プラスα』が人生に大きな影響を与えるものです。
同じ頭の良さ、同じくらいの能力の人がいたとして、このプラスαがあるかどうかで、結果は大きく変わります。
このプラスαがない人というのは、往々にして自分に対する自信のなさ、あるいは恐怖心が強く、答えは分かっているのに一歩を踏みだない人たちです。
現実の世界では、頭が良い人よりも「度胸があり、図太い人」の方が成功します。自信がない人は恐怖心のために才能が委縮してしまうからです。
リスクばかりを考えて後ずさりする人よりも、知識を蓄えつつ、挑戦していく人の方が成功するのは当然です。
大成功した人というのは、人生のいつかの時点で他人からは絶対にできないと言われるようなことに挑戦している場合がほとんどなのです。
そしてこれからの時代、リスクを取れる度胸のある人だけが成功していきます。
そして自信のない人たちは雇用が不安定になる中で、会社のしがみつこうと必死になることでしょう。
そういう人たちの将来はじり貧になります。早期退職を促されたらどうしようとか、再就職できないかもしれないなどど不安な人生を送るのに対し、早い時期にリスクを取ることを決め、資産運用の勉強をしつつ、挑戦する人は失敗を経験しつつも、成功のチャンスをものにすることになります。
自分にチャンスが訪れた時に、「自分にはできない」とか「失敗したらどうしよう」と考えて最初からあきらめるのではなく、リスクを取ること、大胆になること、そして自信のなさを努力によって克服しようとする態度を身に着けるのは大切です。