昨日の話の続きです。
実際に買って見ないと感覚が掴めないという人がほとんどだと思います。
これは非常にシンプルな話で、アメリカの不動産市場は約10年ごとにバブルと崩壊のサイクルを繰り返しているので、安い時に買ってホールドし上がったときに売るか乗り換えるかするという話です。
これは私が10年前に買った物件ですが、イメージがわきやすいと思います。
特にこれといった特徴のない物件ですが、閑静な住宅地にあります。確か差し押さえだったと思います。
これは購入した時の履歴で、私が支払ったのは$33,500です。
(アメリカの不動産取引の情報はインターネットでかなりの程度、確認できます。)
そしてこれが今の評価額は$16400で、想定家賃は$1558です。
ですから10年で約3.5倍になったことになります。 (修理代で10000ドルくらい払ったと思います。)
そして購入当初の家賃は900ドルでしたが、今は1200ドルで貸しています。
近隣に比べて割安ですが、もうかれこれ5年間は住んでくれているので賃上げはしないでいますが、それでもグロスの利回りは33%です。
インカムゲインを得ながら、長期的にはキャピタルゲインも得られるという話です。
これは特に際立った例というわけではなく、安い時にかつて長期間ホールドすればこれくらいにはなります。
不動産投資のいいところは現物投資であるということです。
株式や仮想通貨の投資とは異なり価値がゼロになることがないという利点があるのと、不動産の所有権が確保されるという点が優れています
今回の経済危機では、最後に残るのは現物資産だと思いますので、不動産は投資先として有力だと思われます。