これはアメリカに限らないのですが、これはビジネスであると理解しておくことが大切です。
これは株のようにいったん購入したら、あとは放置しておけるようなタイプのものではありません。
そして英語ができるからうまくいくが、できないから難しいというタイプのものでもありません。
ビジネスなので、当然そこには収益と経費があり、入居者はあなたのクライアントということになります。
日本から投資する場合には、管理会社を見つけて、そこに管理を依頼することになりますが、あなたは大家として管理会社が何をどのようにするのかをはっきりと知っておく必要があります。
そして、賃貸契約として決められたことに関する手順がどのような取り扱われるのかを知り、その通りに進められていくのかを知り、確認しておく必要があります。
例えば、知るべきことの中にはこのようなことがあります。
入居者がペットを飼っている場合はどうするのか、管理会社は許可するペットの種類は何か、
喫煙は許されるのかどうか、喫煙者の入居を許可する場合、退去後の清掃費を十分賄えるのかどうか、
家賃の支払いが遅れる場合のペナルティについての取り扱いはどうか、
サブリースについてや契約者以外の人が引っ越してくる場合の取り扱いについて、
入居者のクレジットチェックと犯罪歴のチェックのどのように行われるのか、
物件の補修が必要な時に、どれくらいのスビートで対応がなされるのか、などです。
そして遠隔地に住んでいるとしても、決まり事がその通りになされているのか確認するのは大家の責任です。
もちろん管理会社を雇う前には、管理会社のことも調べてから雇うわけですが、信頼しつつも確認するという作業を行うことは大家の責任です。
同じような物件を買っても、うまくいく人とそうでない人がいるのは、この辺りに違いがあるからです。
大家としてきちんとビジネスをコントロールするために必要なことをしているのかという点は非常に大切です。
もちろん遠隔地にいるので、ハードルはあるわけですが、日本からでも決して不可能な作業ではありません。