2017年のアメリカ不動産予測が各社から出ています。
主だったところだけ少しずつ取り上げていきたいと思います。
各社とも今後数年にわたり、以下の傾向が続くと考えています。
- 金利が少しずつ上昇していく。
- 労働力の不足により、新築価格が上がる。
- 若い世代が自宅を買い始める。
- トランプ大統領は不動産市場を押し上げる政策をとるのは間違いない。
いずれにしても、アメリカ不動産市場は新たな段階に入ったと考えるのは間違いなさそうです。
アメリカ不動産投資が最良の投資になると断言するメディアもあるくらいです。
と一言で言っても、アメリカは大きな国ですから、都市により違いが大きいです。
まずは投資に対するリターンが大きいところをざっと見てみたいと思います。
赤いところはリターンが低く、緑のところはリターンが大きい都市です。こう見てみると、西海岸は投資をしても、ほとんどキャッシュフローは出ません。
反面、アメリカ中西部から東部にかけては、まだまだチャンスがたくさんありそうです。テキサスなども場所によってはよさそうです。
こちらは不動産価格と家賃の割合を示したものです。ミシガン州、ジョージア州、フロリダ州などが軒並み上位にランクインしています。
反対に、以下は投資効率の悪い都市のリストです。カリフォルニア各都市とハワイがランクインしています。
このリストは長いので、すべては載せませんが、カリフォルニアの内陸部の小都市、ベーカーズフィールド、サクラメントなどもランク上位に入っており、
すでに投資妙味はなくなっていることがうかがえます。
値上がりはしていくのかもしれませんが、キャッシュフローという面では????ですね。
次回はもう少し掘り下げます。