私が個人的に狙い目だと考えてる投資の一つに大学生向け住宅への投資があります。
日本語にすると学生寮となると思うのですが、英語ではStudent Housing、つまり大学生が住む住宅への投資のことで、小さなものから大きなものもあります。
大学近辺で一戸建てを学生たちに貸し出している人もいます。一戸建ての場合は数人の学生がシェアしている場合がほとんどだと思います。
あとはドュープレックス(二世帯)とかフォープレックス(四世帯アパート)を買う場合もあります。
学生は確実に家賃を払うので、鉄板投資とみなされてきましたが、今回の騒動のせいで、今後の見通しが不透明になってきました。
今のところ、大学はズームによる授業を取り入れようという動きが強まっているようで、このままそれがスタンダードになっていくのか、それとも元に戻るのかは様子を見ないと分かりません。
これは当たり前ですが、コロナにより留学生の数が激減しています。
つまり外国人留学生からの収益に頼ってきた大学はかなりの打撃を受けています。
当然ですが、それらの大学近辺の学生向けの住宅も打撃を受けています。
今後、大学生活が元に戻るとしても、一軒の家を複数の学生でシェアしたいと思う学生の数は減ると思われます。
個人的にはズームによる授業は一時的なもので、いつかは元に戻ると思いますが、現時点での見通しは不明です。
遠隔授業を導入する大学があれば、その近辺の不動産は壊滅する可能性があると思います。
過去数年間、スチューデントハウジングに投資した投資家が大勢いました。
もし崩壊したら、そのタイミングで参入するのは面白いと思います。
このチャンスはアメリカ以外の国でもありそうです。オーストラリアもかなりの打撃を受けるのではないかと思います。