アメリカ不動産情報 マインド

不動産エージェントのつくウソ

いつも見て思うのですが、不動産屋はいつもながらポジショントークばかり語っています。

少し前もある方の動画を見ていたのですが、こんな状況でも買い煽っていました。

コロナウイルスで失業率が上がり、大企業が倒産したり、大量に人員解雇をしたり、中小企業が倒産に追い込まれているのにもかかわらず、

「不動産価格はまだ上がる、今が買い時だ」、みたいな煽り方をする不動産屋は結構います。

「コロナで不動産の動きが止まっているのは一時的で、またすぐに戻る」とか、

「お金持ちは今買っている、あと金利が下がったので買っている」といって、買い煽る人が結構います。

 

特にアメリカの事情を知らない日本人投資家は、そのまま聞いていると騙されてしまうかもしれません。

しかし、今の状況をまともに考えると、もう少し待つべきです。

 

その理由はたくさんあります。

 

価格が落ちていないのは、政府が差し押さえを一時的に禁止しているため、差し押さえ物件が出てくるのはこれからだから。

価格がまだそこまで落ちていないのは、住宅ローンの支払い延期が認められているから。

まだ表面化していない不動産のデリバティブの問題がこれから出で来るから。

政府がまだ国民に給付金を払っているから。

企業が延命しているのは、政府がベイルアウトしているから。

 

これらすべては永遠には続きません。

 

今ですら多くの人が住む所を失い、路頭に迷っています。

しかし、これからが本番です。

もう少しの間、お金を用意しつつ、参入のタイミングを見計らうのがベターだと思います。

それにしても、今のタイミング買い煽る不動産屋は本当にわかっていないか、嘘つきかのどちらかだと思います。

こういう人は落ちたら落ちたで、また買い時だと言って、煽るのでしょうね。

私も含めてですが、今はこれまでに利益を得てきた投資家たちが、一気に逃げようとしています。

このタイミングで参入する必要はどこにも見当たりません。

 

この動画を見ると、今カリフォルニアで何が起きているのかが分かります。

すぐに経済が回復するなどというのが、いかに現実離れしているのかが分かります。

明日は、今のマーケットの最新情報をすこし取り上げたいと思います。

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