EU加盟国間の密約で、各国がGDPと金保有率を合わせて新通貨の発行を目指しているという内容について記事にしようと思っていました。
金を買っていることは知っていましてが、その計画については良く分かりませんでした。
こちらの動画でその内容が非常によく説明されていますので、ご紹介したいと思います。
密約とされていたものが表に出たということはどういうことなのか、考えるべきだと思います。
ここからは追加の情報です。
EUが行おうとしていることについて、この件を調査した専門家は以下のようにまとめています。
- ユーロゾーンはユーロ以外の経済圏のGDP割合と比較して、十分の金を保有する。
- ユーロゾーン内の中規模と大規模経済圏と比較して、各国は同じ程度の金GDP比率を達成する。
- 金価格改定の前に、ユーロゾーン内のすべての国家の金GDP比率を最終微調整を行う。
- ユーロゾーン内の中規模と大規模経済圏と同程度の金保有率を達成することは、外貨準備高の調整により行うことができる。
- 金融リセットの準備完了。
先日亡くなられたジム セントクレアという方は通称、"Mr. Gold"と呼ばれていました。
TRX Gold Announces Passing of Founder and Chairman James E. Sinclair
この方はかねてから金融リセットは2回起こると話していました。
「最初のリセットは人為的なもの、2回目のリセットは母なる自然が引き起こす」ということです。
つまり権力を維持し延命するために行うリセットは遅かれ早かれ失敗し、その後に大崩壊と再構築が起こると考えていました。
もし彼の理論が正しいとすれば、ユーロが計画している通貨リセットは失敗することになります。
しかし人為的なリセットが失敗に終わる時に、金価格は大暴騰するのかもしれません。
この方は生前、金1オンスの価格は$80,000-$100,000程度だと考えていましたが、反対にコメックスのペーパーゴールドは$0の価値しかないとしていました。
EUはCBDC発行を進める一方で金備蓄を進めているということは、CBDCがうまく行かないことを予測しているのかもしれません。