業者はあまり言わないことだと思います。
いろいろと細かな点はあるにはあるのですが、不動産投資は結局、一番大切なのはいくらで買うのかということ。
当たり前といえば至極当たり前なのですが、意外にそうできていない人が多いのが実情です。
前にも書いたと思いますが、再度書きたいと思います。
節税目的で買うというのは、一番ダメなパターン。
最初から儲からないというのが分かりきっていて、ほかにいいところが見当たらないからからそう言っているだけのこと。
キャッシュフローは時と場合によります。
もちろんきちんとキャッシュフローが出るような投資をするのですが、結局は人相手のビジネス。
不確実性という要素はいつもあります。
誤解しないでいただきたいのは、アメリカではキャッシュフローが出ないと言っているのではありません。
ただ日本よりも難しく、しかも史上最大の経済危機が起こっているという事情は無視できないと思います。
ですから、インカムゲインだけを狙うというのも、やはり現実的とは言えないと思います。
しかし、キャピタルゲインはより確実です。マーケットが上がれば、勝手に値段は上がっていきます。
しかし、そのためにはできる限り安く買わないといけない。
安く買ってさえいれば、あとから必ずと言っていいほど利益が出ると思います。
先日のセミナーでも少しお話したのですが、これは私が昨年売却した物件です。
アメリカはネットで売買価格まで公開されています。
前にブログで書いたと思いますが、その価格も公開されています。
そして、これが価格です。
私が勝った値段と、売却した価格です。
これには税金や修理代、その他の費用は含まれていません。しかしキャピタルゲインだけでも5-6倍になっています。
当然、その売るまでの間にインカムゲインを得ていました。
これを見ると、なぜ最近私がアメリカ不動産の話ばかりしているのか、わかると思います・
これはリーマンショックの後の話なので、今回の経済危機でも同じことが同じことが起こるかどうかはわかりません。
そして、すべてがすべて、このような高値で売却できるとは限りませんし、そういう約束はできません。
ただ安く買っていれば、インカムもキャピタルも出やすくなるというのは事実です。
こういうことができるのはアメリカ不動産ならではのこと。
しかし、上手にやらないといけません。
ということで、投資家としてはインカムとキャピタルの両方を狙いつつ、いかに安く買うのかということを考えていくべきなのだと思います。
ただ安いかどうかの問題は必ずしも値段の問題ではないかもしれないということです。それについてはそれについてはそのうち書きたいと思います。