複数の方から教えていただいたことですが、私のブログを無断で転載している方がいます。
しばらく前に教えていただき記事の削除申請を行い、その後は放置していたのです。
最近また別の方に教えていただので再度見たところ、かなりの数の記事が無断で掲載されていました。
そのためここ数日間、ブログ運営会社を通じて削除の申請をしていますし、運営会社経由で著作権侵害行為をやめるように申し入れております。
ただコピペしている記事が複数に及ぶため、削除申請をするのにもかなりの手間と時間がかかっています。(こんなアホらしいことのために時間を使うなんて、、、)
あとメッセージが届いていないのか無視しているのかは分かりませんが、昨日も無断でコピペされていました。
本来個人的に伝えるべき内容で、ブログ上に記載するのは不本意ですが、メッセージが伝わっていないようですのでここに書かせていただきます。
今後は無断でコピペすることがないようにお願いいたします。それと同時に過去の転載記事すべてを削除いただきますようお願い申し上げます。
さて本題に戻ります。
今、FRBが行っているのは世界経済の計画破壊です。
パウエル議長は、アメリカ人は痛みを経験することになると繰り返し発言していますが、その通りの事を行っています。
昨晩FOMCがありましたが、FRBは今回は利上げを見送ったものの、年内にあと2回は利上げすると明言しました。
これはどういうことかというと、どこかの金融機関が破綻する可能性が高いことを知っているということです。
利上げ直後に破綻することがないようにするための保険というわけで、30日以内にどこかが破綻するのでしょう。
破壊の進行状況を確認しつつも、自分たちが責められないように計算をしているわけです。
今回のFOMCで起こっていることと言えば、そして利上げを継続するという見込みから、リバースレポからの資金流出の流れが止まりました。
リバースレポは、今回のアメリカ政府の債務引き上げで発行される大量の国債購入の資金源として注目されていました。
しかし、今回のFOMCでこの資金ではなく金融機関の預金が主に国債に流入するという図式になりそうです。
金融機関の預金流出が加速→金融機関の破綻が進むことになります。
人々は痛みのためにFRBに泣きついて、「お願いだからこれ以上やるのはやめてくれ」というまで利上げは続いていくと思います。
金利上昇=不動産価格の下落を意味します。
パウエル議長は話の中で、商業不動産市場の崩壊が継続することは半分認めました。
今は住宅金利は8%程度ですが、今年はあと2回利上げするとのことなので10%に到達する可能性もありそうです。
ところで今、アメリカでは不動産の差し押さえ数が急上昇しています。特にカリフォルニアとテキサスで急増しています。
一か月で7%も増えたことが報じられていますが、あっという間に二桁に到達するはずです。
Not Like 2008? U.S. Foreclosure Filings Jump 7% Last Month
これで何が変わるかというと、人々の不動産に対する見方が短期間の間に一変することになります。
つまり資産ではなく負債であることに気付くことになります。
リーマンショックの時によくありましたが、人々は不動産の価値よりもトーンの残額が低いことに気付くと損切をします。(水没と言います。)
ローンの支払いをやめて、差し押さえされることを選ぶようになります。
これは貧しい人だけでなく、いわゆる所得が高い人たちの間でも普通に見られる現象です。
「もうこれ以上お金を払わないから、勝手に差し押さえしてくれ」というわけで、不動産の英語では"立ち去る" (Walk Away)と言います。
最近ではWestfieldという巨大商業不動産企業が、ショーピングモールの支払いをやめて「立ち去った」ことが報じられています。
一般人ではなく、不動産のプロたちですら放置して逃げ始めているわけです。
私は数年前から不動産の参入のタイミングを待ち続けていますが、辛抱が報われる時は非常に近そうですね。