アメリカ不動産情報 マインド

来年は不動産投資の年になる。

予想通りFRBは0.5%の利上げを行いました。

今回の利上げで恐らく経済危機が本格化するというのが、専門家のコンセンサスのように思えます。

というのは今回の利上げスピードは過去に例がないほどのスピードで、すでに問題が表面化していることが指摘されています。

そしてこれは彼らの推測ですが、問題が深刻化すると今度は過去には例がないほどのスピードで、利下げと金融緩和を行うことで通貨を破壊すると見られています。

"インフレを抑制する"という名目で問題を悪化させておいて、問題が発生したら今度は"救済する"という名目で金を刷りまくるのですが、それを歴史上類例がないほどのスピードで行うことにより、経済システムと通貨にショックを与える算段のようです。

すでに判明している問題と、意図的に隠ぺいされている問題のどこから飛び火するのかに注目です。

クレディのFXデリバティブかもしれませんし、ブラックロックのREITかもしれませんし、モーゲージ債の可能性もありそうです。

利上げで住宅ローンの金利は上がりますが、今言われているのはカードローンの金利が30%にまで到達すると言われています。

カードローンに頼っている人たちにとっては、非常に悪いニュースと言えます。

 

来年はいよいよ100年に1度あるかどうかの大チャンスの到来となります。

たまたま将来に漠然とした不安を感じ、貴金属と仮想通貨を始めて買った人も、来年以降は気分を切り替えて不動産に注意を向けるべきだと思います。

利上げによる融資の冷え込みと金融機関の破綻、大量の失業による差し押さえ、そして購買力低下によるインフレといったどれ一つとって大きな問題の複数が、同時に発生することになります。

人為的に発生させた強烈なバブルの崩壊は、強烈な破壊力を発生させます。

2008年のリーマンショックが実はたいしたことがなかったことに気づくことになると思います。

今回は95%以上の人たちが巻き込まれてやられ、3-4%は怖くて身動きが取れないか生き残るだけで精一杯の人たち、そして1-2%の人たちが買いまくる部類の人たちになると私は思っています。

その時が来たら覚悟を決める人が一人でも増えることを期待しています。

 

私はアメリカの中で都市を選択して買う準備を進めていますが、様々な条件がかみ合って初めて投資対象になります。

このあたりがなかなか難しいのですが、今グランドラヒッズと言う都市で、現地の不動産業者との打ち合わせを繰り返していますが、

ここが他の都市と違うのは、人口が増えていることや企業が移転してきているため、ここ最近急成長している都市のランキングに入っていました。

この都市ではリーマンの時には差し押さえが1万ドル前後で取引されていたようですが、今の価格は15-20万ドルのようです。

現在この都市の企業は軒並み人員削減に踏み切っているようです。

不動産というのは少しずつ上がっていきますが、落ちる時は一気に大幅に下落します。恐らく同じくらいの価格にまで下落することになるでしょう。

 

調べた限りドイツやイギリスでもかなりの下落となりそうですし、オセアニアもすでに無残なことになっています。

オーストラリアとニュージーランドはリーマンショックの影響がなかったため、価格調整が入らないまま不動産が上がり続けるという状況が続いていました。

そのため「不動産は上がり続ける」と考える人たちがほとんどなので、収入も低く貯蓄もないのに無理をして不動産を買い、そして値段が上がったら買い替えるという人が多数います。

オセアニアが他と違うのは、ほとんどの人が変動金利で住宅ローンを組んでいるというところです。

最初の3-5年くらいは固定なのですが、その後は変動金利に切り替わるタイプのローンのようで、オーストラリアもニュージーランドも金利を積極的に上げている最中です。

ニュージーランドのオークランドでは、1年間に$235000も不動産価格が下落しているそうです。

一日につき$643も下落している計算になりますが、考えるだけで恐ろしい下落幅です。しかし下落はまだ始まったばかりです。

オーストラリアは資源も産業もありますが、ニュージーランドにはないのでいったん落ち込むとかなり惨いことになりそうです。

Auckland house prices down 18.1 % or $235,000 annually, NZ drops $115,000

 

これまでは不動産投資に縁がなかった人たちも、来年は不動産を一軒入手することを目標にするのはいかがでしょうか?

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