これは日本だけの話ではありません。
一般国民がいつも困窮し、どれだけ働いても生活が良くならない元凶は中央銀行家です。
経済の基本ともいうべきものですが、普通は経済は負債と信用(クレジット)の両方で成り立っています。
つまり負債が少なかったり負債をきちんと支払い続ければ、信用が上がり、さらに利用できるようになります。
これは国家についても当てはまります。
国家が負債を払えば信用が上がるのですが、ここに大きな問題があります。
国家の負債を払うのは国民です。しかし国家の信用を利用して金を儲けるのは中央銀行と政治家だけです。
国民は蚊帳の外に置かれ、負債の支払いだけを強要されており、それはひどくなる一方です。
政府と税務署という徴収マシンを利用して金を集めるだけ集めるのに、おいしいところは自分たちだけが吸い上げるというシステムの大元にあるのが中央銀行です。
中央銀行こそディープステートの中核ともいうべき存在であり、FRBはその親玉で日銀は子分です。
日本人が汗水働いて稼いだ金で、米国債を買い支えることで米ドルを支える一方で、日本人を奴隷化し貧困に陥れてきました。
日本人はどちらかというと政治家に目が行きがちですが、政治家を支えているのは日銀で日銀こそが、日本の最高権力ともいうべきものです。
過去にも書きましたが、中央銀行のオーナーは政府ではなくロスチャイルドです。
日銀もそうです。
ですから日銀の株主は非公開となっています。
ただ45%の株を保有するのがだれなのかは他の情報ソースから推測できると思います。
中央銀行のシステムを利用して、おいしいところを吸い上げまくり、同時に紙の紙幣を利用して国民からこれまで長期間奪い続けてきた結果、今となっては紙幣に残っている価値はほんのわずかです。
そして今、その残りの最後も奪い取ろうとしています。
それはハイパーインフレであり、預金封鎖なのかもしれません。
理由付けとして人々をだまし続けるために、コロナを発生させたり、ロシアとの戦争を画策しようとしています。
そしてリセットをすることにより、権力をさらに100年間延長しようと画策しています。
日銀は上場企業ですが、会社なので社員だけが言うことを聞けばよいはずでそれ以外の国民は無関係です。
巨額の負債を抱えていると同時に、インフレが急速に進行している日本という国家の信用は、地に落ちています。
今となっては国債の買い手はおらず、日銀がすべてを買い上げているわけですが、これは言い換えれば10年後の日本は破綻していると外国人投資家が考えている証拠です。
個人的には、一年ももたないと思います。
日本国債ビッグショート復活、日銀の負けに賭けるヘッジファンド
アメリカではアメリカ人の本当の敵はFRBであることに気付く人が急増しています。
彼らがついてきた嘘の数々を暴露し、FRB廃止を訴える声が多数、上がるようになっています。
アメリカは歴史を通じて、中央銀行を廃止しようとした大統領が暗殺されるなど、戦いの中心にはいつもFRBがありました。
リンカーン、ケネディ…歴代アメリカ大統領が暗殺された本当の理由
しばらく前には、大統領候補でもあったロン ポール議員がFRB廃止を訴え、その実態が広く知られるようになりました。
日本ではまだ広く知られてはいませんが、日本人が貧困にあえいでいる最大の元凶は日本銀行です。
今は米ドルとFRBが破綻の危機にあるので、日銀も先がないと思いますが、破綻後に再生することを許してはいけませんし、デジタル円の導入を許してもいけません。
圧政的な政府を終わらせるためには、資金源を断つことが大切です。
先にユーロと円が崩壊し、その後にドルの崩壊が起こる時、現在の金融システムは完全に崩壊します。
新たなシステムの再構築を模索する時に、中央銀行再構築を絶対に許してはいけません。
これを許すとまた100年程度、グローバルエリートの隷属状態が続くことになります。
今ロシア主導でFRB、ECB、日銀をまとめて破綻に追い込むための戦いが続いています。
そしてロシアの味方をする国が続々と登場しています。
イラン・アルゼンチンのBRICS加盟申請 中国政府は支持表明
経済制裁で一時的に暴落したルーブルですが、急回復を続け制裁前よりも強くなっています。
そして今度はこれ。
ロシアは原油と天然ガスだけでなく、穀物をロシアから買いたければルーブルでの決済を要求し始めています。
これでルーブルは対ドルでさらに上昇することは確実です。
数か月前にロシア政府は金本位制導入を匂わせましたが、まだ導入していません。
まずは原油とガス、そして今度は穀物のルーブル取引を持ち出しておいて、最後に金本位制にするのでしょうか?
最近、アメリカではプーチンの人気がバイデンをはるかに上回っているそうです。
もうそろそろロシアが米ドルの息の根を止めると思います。
ドルを支えようとしている円も支える余力がまったくないユーロも、ドルの前に崩壊することになります。
今は誰もがこれから起こることを心配しているか、生き残ることに精いっぱいだと思いますが、焦点は崩壊後です。