今の世界の状況を見ていると、いつ大崩壊を起こしてもおかしくない状況です。
日本を含めて、CBDC導入に向けて動きは進んでいますが、果たしてスムーズな移行ができるのかにはかなり疑問があります。
BIS(国際決済銀行)は各国に対して、CBDC導入に向けてのガイドラインを出しており、それに沿って物事が進んでいると思われます。
能天気な人は、これによってベーシックインカムが導入されるという甘い罠につられているようですが、そんなに甘いものではありません。
あまり言われていないことですが、CBDC成功を決めるのは実は国民一人一人で、グローバリストたちはそれを懸念しています。
どういうことかというと、導入したとしても人々が使うことを拒否するのならば、成功しないということです。
これは経済が崩壊した国でよく見られる現象で、例えば東ヨーロッパでは自国通貨での取引ではなく、米ドルやユーロでの取引が好まれるといった現象のことです。
つまり、こうした現象を起こさないために、無理やりでも国民に自国のデジタル通貨を使わせるための計画を立てています。
導入しても人々が現金や仮想通貨などで、買い物をするのを防ぎたいと考えているわけです。
BISのガイドラインによると、CBDCの導入により、計画的な預金取り付け騒ぎが起こるリスクが高まることが指摘されており、それは銀行の規制、預金に対する保険等で軽減できるとされています。
そして注目すべきなのはこちら。
CBDC導入に先立って、各国の中央銀行は預金者が口座へのアクセスを制限すること、取引回数の制限等の処置を検討すべきであるとしています。
言い換えると、導入時には突然預金が凍結されてしまい、CBDC使用する以外に選択肢はないという状況に国民を追い込むことがあらかじめ提案されているわけです。
個人的には、今の貨幣システムからCBDCへの導入は失敗すると踏んでいますが、仮にうまくいく場合はこのようなことが計画されていることをあらかじめ知っておくと、対応が変わりますね。
国民一人一人のことなど全く考えておらず、搾取することしか念頭にない政治家たちが導入したがるCBDCの正体など推して知るべきですが、現状は変えられないので、対策だけはしておきたいものですね。
グローバリストたちが何を恐れているのか、よく覚えておいてくださいね。