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銅の現物が消えたようですね。

数日前にニュースになっていましたが、銅の市場に異変が起こっています。

LME銅価格、1万ドル突破-指定倉庫の在庫が1974年以来の低水準

ロンドン金属取引所から銅が消えたのと同時に、価格が高騰しています。

この動きの背後には、大手コモディティ取引企業トラフィグラ等、数社の関与が報道されており、取引所から銅の現物を引き上げたと報道されています。

LME Takes Action To Counter Copper Market Mayhem

これはLMEの銅現物在庫です。

そしてこちらは価格が急騰している様子です。

この次に現物が姿を消すのは銀なのでしょうか?

銀の市場は小さいので、ある程度の資金規模の会社が手を出せば、現物を一気に姿を消します。

当然ですが、銀は銅よりも重要性が高い金属です。

 

過去には、銀市場を席捲しようとした人たちは、トラブルに巻き込まれました。

例えば、1970年代後半にハント兄弟は銀の買い占めを行いましたが、結果として米商品先物取引委員会(CFTC)に告訴され、大変な目にあいました。

投資の大家に学ぶ 銀買い占めて破産したハント兄弟

もう一人は、だれもが知っている大投資家ウォーレン バフェットです。

彼も銀の買い占めを図りましたが、ハント兄弟と同じ目にあいました。

同じように起訴され、放免してもらう代わりに買い占めた現物の銀すべてを引き渡しました。

それくらい銀の現物は重要だということです。要するに手を出すなということですね。

それ以降はJPモルガンが銀の買い占めと価格操作を行っていますが、犯罪に問われることはほとんどありません。

 

銀の現物がなくなるということは、銀行の倒産を意味する可能性が高そうです。

ウェルズファーゴ、モーガンスタンレー、バークレー、クレディスイス、メリルリンチなどの銀行は倒産すると言われています。

この銀行どれをとっても、大きすぎて倒産させられないと思いますが、一つの銀行が倒産すれば、他の銀行は連鎖的に倒産します。

要するに銀の現物は、今の金融システムの急所になりえます。

だから、急いでリセットしようとしているわけですね。

とはいえ、銀の現物がなくなる時は近そうです。

というのは、Private Advisor Group LLCという会社が銀現物の買い占めを始めているからです。

今後どのように進展するかは不明ですが、現物への圧力が高まっていることは確かです。

そして、現物がなくなる時、価格がいくらになるのかは誰にもわかりません。

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