アメリカで本当に権力を握っているのは、バイデンでもトランプでもありません。
それはFED、つまり連邦準備制度です。
彼らはアメリカの影の政府であり、世界のどの機関よりも大きな権力を握っています。
今彼らが行っていることは、お金を刷りまくり、国の負債と資産を買いまくることですが、それには目的があります。
バイデン次期米大統領、14日夜に経済対策公表-1.9兆ドル規模
コロナ発生以降、FEDは国債を発行しまくっているので、最近になって債権のイールドが急上昇しています。
またバイデン次期大統領の経済政策に反応して、国債利回りが又上昇しています。
ほとんどの人は株式市場と仮想通貨ばかりを注目しています。しかし本当に大切なのは、米国債の金利です。
Yields Surge As Stunned Traders Learn Biden To Propose Massive $2 Trillion Stimulus
債券市場は巨大で、株式市場の数百倍あると言われていて、仮想通貨市場は針の先ほどの大きさです。
ですから、注目すべきなのは株式市場や仮想通貨の価格ではなく、債券市場です。
金利が上がるということは、国債の価値がおちているということ、つまり資金が流出し始めていることを意味しています。
FRBは債券すべてを買い入れることにより、イールドカーブを抑えようとするでしょうが、抑えられる規模ではないと考えられています。
そうなると債券市場から投資するお金が株式市場とコモデティに向かうので、一気にハイパーインフレが始まると考えられています。
FEDはすでにそのことは織り込み済みです。というかそれを達成する目標にしています。つまり計画的な破壊をやっているのだと思います。
つまり債券市場の巨大バブルを起こしておいて、一気に破裂させるという計画のようです。
問題はアメリカ人は今、何が起こっているのかよくわかっておらず、何もせずに政府からお金をもらえてよかったくらいにしか思っていないことです。
そうこうしているうちに、アメリカ国民を奴隷化する計画は着々と進んでいます。
金を刷りまくり、人々が失業で苦しむ中、アメリカ中の資産を買いまくっています。
最終的に、ほとんどすべての資産を保有するのはFEDで、国民の大半は何も持たないという状態に行きつきます。
そして国民が困り果てたときに、デジタル通貨とベーシックインカムの導入、そしてその先にはニューワールドオーダーがあります。
多くのアメリカ人が実際に何が起こっているのかに気づき始めたときにはすでに手遅れです。
すべてを保有しているのはFEDで、アメリカ国民は家族に食事を満足にさせることすらままならなくなります。
そして経済的に追い込まれた人は自由を少しのお金と引き換えに手放すようになります。
これは少し前にブログで書いたワールドエコノミックフォーラムの最終目標と同じものです。
アメリカで起こることは、先々日本でも起こります。
ですから我々がしなければならないのは、そして自分で自分の中央銀行を作るということです。
これはどういうことかというと、政府の債務バブルの崩壊にかけるポジションを取ることです。
それはカウンターパーティリスクのない現物を保有することしかありません。
コロナの経済危機が始まって以来、何度も繰り返していますが、ゴールドとシルバーをできるだけ買うことは、生死を分けるものとなると思います。
こういう話をすると、陰謀論だとか頭がおかしいと思われがちですし、本当にそうなのかもしれません。
しかし、世界中で意図的に経済を破壊して、人々を追い詰めることを目的とする政策があちこちで進められているように感じられてならないのです。