商業不動産が安くなっているという話は昨日も書きましたが、その中にも土地も含まれます。
もちろんロケーションにもよりますが、激安で放出する人も出始めています。
今朝の物件情報の中に激安の土地がありました。
1.9エーカーから4.23エーカーの土地がいくつかあり、それぞれの売値が$1でした。
1エーカーというのは約1200坪です。ですからまあまあいいサイズの土地です。
$1というのは、要するにタダで土地をあげるというのに等しい提案です。
ただ決済費用と税金は買い手に負担してほしいそうです。
この土地には購入に際し、一つ条件があります。
購入後、二年以内に建物を建てなければなりません。
つまり、この売り手は不動産開発をするつもりで、土地を買い、開発許可まで得たものの、そこで力尽きたということなのでしょう。
これからの時期、こういう物件が時々、出で来ると思います。
この物件はすぐに開発をしないといけませんが、安い時に土地を仕込んでおいて、しばらく放置するという投資も今後はアリだと思います。
ですから、準備をしておいて出で来るタイミングですぐに買えるように資金を用意しておくことが大切ですね。
見過ごされがちな点ですが、アメリカで土地を買う=地下資源を買うということではありません。
日本だと土地を買えば、地下の資源もついてくると無意識に考えがちですが、アメリカは違います。
そのうちその点についても書きたいと思います。