今は辛抱の時です。
その時は少しずつ近づいていることは間違いありません。
政府は紙幣を刷り続け、株式と不動産は最高値を更新し続けています。ビットコインも同じです。
ほとんどすべてのものがバブルとなっています。
しかし、もう少しすればバブルすべてがはじけると思います。
投資家としては、今は辛抱の時です。
私はアメリカの不動産は今年の年末くらいには、下落に転じると予測していて、不動産を買う準備をしていたのですが、少し先延ばしになっています。
それは政府が国民に金を配りつつけたり、裁判所が閉鎖したり、差し押さえを一時的に禁じたりしたため、問題を先起こりにしているためです。
しかし、本当の問題は先送りにすればするほど、問題は大きくなるということです。
いまだに仕事もなく、貯金もない人に住宅ローンを出すという例が多いようです。
アメリカでは買った後、比較的短期間でデフォルトする人が多いので、この瞬間にも問題は大きくなり続けています。
買った後、半年から一年以内にデフォルトする人は意外と多いものです。
そして、二回目のロックダウンで問題はさらに大きくなります。
今は気長に成り行きを見守りつつ、安い物件が出るたびに検討するくらいのスタンスが良いのかもしれません。
ちなみにこちらの報道によると、コロナのせいでアメリカ人の82%は緊急時に$500を捻出できないそうです。
この先、何が起こるのかは想像に難くないはずです。
82% Of Americans Say They Couldn't Afford $500 Emergency Thanks To COVID-19
マーケットでは、お金や資産と言うのは待てない人達から、辛抱強い人たちのところに移動しやすいものです。
将来への不安からパニック的にビットコインを買ったりするのは、あまり良いアイディアとは言えないと思います。
あと何度も書いていますが、購買力をキープすることは今、とても大切です。
私も最近、こればかり取り組んでいます。
資産を既存の金融システムの外に出すこと。
預金は封鎖される可能性がありますし、仮に封鎖がないとしても、時間の経過とともに価値が低下していきます。
ゴールドとシルバーはまだ割安です。特にシルバーはかなり安値圏にあります。ゴールドとシルバーの現物はリスクフリーの資産です。
投資家の中に貴金属を持っていない人が非常に多いです。
資産の10%-15%は貴金属にすべきだと言われています。
ここのところ、水面下でいろいろと動きがあります。
ヨーロッパの各国が海外に保管してあるゴールドの本国輸送が相次いでいること、
BISがゴールドをティア1 アセットに格上げしたこと、
IMFが新しいブレトンウッズの導入について語り始めたこと、
そしてダボス会議がグレートリセットを推進しようとしていることにはすべて関連性があります。
コメックスでは現物が足りないことがうわさされていてる反面、大量のシャドウコントラクトが現物を大量に移動しているそうです。
つまり、先に現物を受け取った人が勝ち組で、それ以外の人はババを引くというわけです。
シルバーに関しては現物不足がひっ迫しており、来年度は太陽光発電用とハイブリッド自動車のバッテリーだけで、世界中の生産量の半分が必要になると見積もられているようです。
つまり、これ以上下がるリスクはほとんどなく、上がる時は爆発するということです。
シルバーは今、一番買うべきものかもしれません。
ビットコインが最高値を更新していることばかりが話題になっているようですが、語られることではなく、水面下でリテラシーの高い機関投資家たちや中央銀行がしていることに注目すべきです。
例えば、ウズベキスタン中央銀行はゴールドを通貨として使用する動きを始めました。
Central Bank Of Uzbekistan Introduces Parallel Currency: Gold
アラブ首長国連邦も
UAE Central Bank’s gold reserve up to AED8.961 bn by September
トルコも
Turkey: Central Bank reserves at $84.5B in October
イタリア中央銀行もゴールドをカウンターパーティリスクがない資産であるので、保有していることを認めています。
各国の中央銀行が揃いも揃って同じことをしているということは、どういうことなのか考えるべきだと思います。
Central Banks To Keep Buying Gold, Drive The Price
貴金属に関しては、最近、海外の貴金属保管所の情報も調べ始めました。
自宅の近くに保管しておかないと、いざという時には貴金属を取りに行かれませんが、今の時代、海外の保管所にも分散して保管しておくことも考えておいた方が良いかもしれませんね。