これは4月のデータです。
あとこれには金融機関に住宅ローンの支払い猶予を申請した人の数は含まれません。
ちなみに支払い猶予の申請をした人は全体の8.2%だそうです。
しかし、申請をしなかった人たちの間での滞納率が急増しているとのことです。
支払いの遅れが30日以内の人は全体の3.4%です。ちなみにリーマンの時は2%でした。
60日以内の遅れの人は全体の4.2%です。
全米で数字は上がっているものの、特に多い州は以下の通りです。
New York: +4.7 percentage points
New Jersey: +4.6 percentage points
Nevada: +4.5 percentage points
Florida: +4.0 percentage points
Hawaii: +3.7 percentage points.
その中でも、滞納率が高い都市圏は以下の通りです。
Miami, FL: +6.7 percentage points
Kahului, HI: +6.2 percentage points
New York, NY: +5.5 percentage points
Atlantic City, NJ: +5.4 percentage points
Las Vegas, NV: +5.3 percentage points.
これは4月のデータなので、5月そして6月はもっと増えていると思います。
普通であれば支払い猶予の申請をして、時間を稼ごうとするのだと思うのですが、それをせずに支払いをやめてしまった人というのは、経済が再開したとしても、どうせ支払いはできないだろうと考えてあきらめてしまった人たちなのではないかと思います。
住宅バブルの最高あたりで、かなり無理をして住宅ローンを組んだ人達がかなりいて、何とかギリギリローンを払っていたところに、コロナが起こってしまったのかもしれませんね。
コロナで心が折れてしまった人たちもかなり多そうです。