実体経済の悪化が銀行の経営を圧迫しています。
昨日のニュースでアメリカの大銀行のウェルズファーゴが大幅の赤字を発表しました。
そして大規模な人員削減をするようです。
ウェルズ・ファーゴ株急落、08年以来初の赤字決算-減配も発表
ウェルズ・ファーゴ、数千人規模の人員削減を準備-年内開始の方向
しかしこれはウェルズファーゴだけの問題ではありません。
JP モルガン、バンクオブアメリカ、シティバンクも同様の状況に置かれています。
高い失業率、大量の倒産、そしてゼロ金利が銀行の経営を急激に悪化させています。
問題は銀行の損失がどれくらいのなるのか、全く想像もつかないことです。
アナリストは「事態はめちゃめちゃになるだろう」と語っています。
実体経済の悪化に金融危機の波及して、さらなる大きな問題として表面化してきました。
政府が銀行を救済するのだとは思いますが、既存の金融システムの中に資産を置いておくことのリスクはますます上がりそうです。
'It's going to be really ugly.' Here come the big bank earnings