ここのところ、海外に逃げた仮想通貨詐欺師の対応に追われているのですが、書類を見ているうちにいろいろなことが分かってきました。
被害者たちは一年も前に騙されたことに気付いていたにもかかわらず、何もせずいよいよダメになってから、弁護士に相談したり、警察に相談したりしていたのです。
その間に加害者は法人をたたみ、さっさと海外に逃亡してしまいました。
加害者は完全に逃げ切りの体制に入りつつあり、法的に詐欺が成立しないように、しかも逃げ切れるようにいろいろな手を打ってきているようです。
こんなことをしている間に、リテラシーの高い投資家はすでに回収を済ませているのでしょう。
というか、リテラシーが高ければそもそもこんな投資に手を出すわけないか、、、、
回収というのは、時間がたてばたつほど確率が下がっていきます。しかもいろいろに人が騒ぎ出す前に済ませているのがベストです。
少し様子を見よう、などとやっているうちに回収の確率はどんどんと下がっていくのです。
こんなことを言うのは失礼ですが、これも投資の授業料の一部だと考えるしかないのかもしれませんね、、、