いまや、ヘリコプターマネーをやっているのは日本だけではありません。
アメリカはしていますし、オセアニアもヨーロッパも始めようとしています。
いわゆるヘリコプターマネーと呼ばれるものです。上空から無差別にお金をまき散らすように、市場に大量の資金を投入する方法を世界各国は取っています。
歴史を振り返ると、過去にもこれは行われており、その結果を考えると我々が今何をすべきかがなんとなく分かるのではないかと思います。
ヨーロッパではECBが巨額の財政出動をしようとしていますが、ドイツだけは反対しているようです。
やはり過去の痛い経験から、ヘリコプターマネーは危険だということを知っているのでしょう。
今我々に必要なのは、資産を安全資産に変えること、そして有事の際の避難所を見つけておくことくらいかもしれません。