マネー 海外不動産

不動産供給が過多の町、パタヤ

 

タイのパタヤというと、一時期、日本人の間での不動産投資先としてはやりましたが、今となっては新規物件の立ちすぎで、完全な供給過多な状態となっています。

私も購入した当時は先を読めずに買ってしまったので、今は苦戦しているのですが、数年もすると、街の景観が激変するくらいに代わるという典型例です。

恐らく数年前に投資物件を購入した人のほぼ全員がテナント付けに大苦戦しているのではないかと思います。

 

私の購入時の予想家賃を現在、大きく下回ってしまっており、その40%引きの家賃で募集をかけても、内覧の問い合わせさえ入らない状況。なぜかというと、それ以下の家賃で出しているユニットが複数あるためで、そこにすらテナントがついているかどうかは怪しい状況です。

 

私の買ったコンドはそれほど件数が多くない建物ですが、目論見が外れた投資家が大挙して売りに出ていて、昨日現在、30件ほどの売りがありました。全部で100件ほどしかない建物なのにこの有様です。もちろん今売却すれば、損切は避けられません。

 

 

パタヤの中でも一番悲惨なのは?

 

パタヤの中でも最も悲惨なのが、ジョンティエムというエリア。ビーチが近いために人気がありましたが、今はコンドミニアムが乱立していて、パタヤの中でも一番悲惨なエリアです。

 

ジョンティエムの物件の賃貸は引き受けないという不動産会社もでできています。賃貸物件の予想稼働率は10%程度だろう、といっていました。つまり賃貸に出すだけ無駄と判断しているわけですね。

 

多少の違いはありますが、アジア新興国の問題は似通っています。たいていどこの国で買っても、空室率で悩みます。持ち続けていても、毎月経費は掛かるので、最終的には別荘だと割り切るか、損切をするかの選択になると思います。

 

アジアの不動産投資はなかなか厳しいものがありますね。

もしパタヤで買われていて、困っている方や処分したい方がいらっしゃれば、遠慮なくメールをくださいね。なにかお手伝いできるかもしれません。

-マネー, 海外不動産
-, , , , ,

© 2024 歴史上最大の経済危機を切り抜けよう!