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日本でベイルインは起こるのか?

以前にも書きましたが、最近ある専門家が警鐘を鳴らしていたので、再度書きたいと思います。

 

ベイルインとは、預金を強制的に銀行の株と交換することです。

銀行が債務不履行に陥る際に、預金者の預金を没収し、代わりに破産同然の銀行の株をくれるというスキームのことです。

ベイルイン

海外では起こっても、日本では起こらないと考えている方も多いようで、その根拠はペイオフの法律で一定額の預金が保護されているからと考える方も多いと思います。

これはそもそもの話ですが、まず銀行預金とはいったい何なのかという点から理解する必要があります。

預金をすると日本の場合は、ほんの少しですが金利が付きます。

この金利はいったいどこから来るのかを考えたことがあるでしょうか?

これはあなたが銀行にお金を貸し、その金利として支払われているわけです。

つまり、銀行預金はあなたが銀行にお金を貸しているに過ぎないわけです。そして、その銀行が倒産するとしたら、そのお金は帰ってこないわけです。

 

預金没収の法律はベイルインと呼ばれていますが、これは日本を含むG7加盟国を中心に採択されています。

つまり、必要な時に日本政府はベイルインを合法的に行うことができるとされているわけです。

その時にペイオフはどうなるのかと疑問に思われる方も多いと思います。

ここで問題となるのは、すべての預金がペイオフの対象となるのか、という点だと思います。

これについては調べてみましたが、正確な数字は出できませんでした。

しかし、アメリカで導入されているFDIC(日本のペイオフと同様のシステム)では、全預金の0.25%が保護の対象になることが判明しています。

これは推測にすぎませんが、国内の金融機関の一つや二つが倒産する時は、公的基金で救済するのかもしれませんが、

世界的な大恐慌となり、金融機関のほとんどが倒産の危機に追い込まれるときに、国民の預金すべてを保証されると考えるのは、少し無理があるように思えます。

 

 

対策としていくつかできることがあります。

まずは銀行口座を複数開いておく。大手銀行だけでなく、中小の銀行口座も開いておき、預金を少額だけ預けておくことができます。

それ以外としては、預金を貴金属、不動産や株に変えておく。それぞれにリスクはありますが、そもそもこの世の中にリスクがないものは存在しません。

仮に世界的な大恐慌が起こる場合、預金を口座から出して、タンス預金にしておくというのは完全な対策とは言えません。

それは日本を含め、他の国ではすでに次の紙幣と通貨の準備が整っていたり、それに向けての準備を進めているからです。

歴史を振り返ってみると分かりますが、政府が行う約束というのは、破られるために存在します。

ですから、安易に信用するのは危険だと思います。

 

今の金融システムでは、地球の裏側で起こる暴落や事故は、翌日には日本に波及します。

特にこれからの時期はかなりのリスクがあると考えて、念のために準備だけはしておいた方が良いのかもしれませんね。

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