今、アメリカだけでなく世界中で起こっている債務のバブルは日々、ものすごいスピードで膨れ上がっています。
このバブルが破裂する時に、既存の金融システムは完全に崩壊するだけでなく、それ以外の人間社会のシステムも大きく変わるだろうと言われています。
債務バブルの行きつく先ですが、FRBのエンドゲームとは何なのかが少し明らかになってきました。
FRBがしていること、それは通貨を刷りまくり、あらゆる資産を買いまくるということです。
融資をするのもFRB、そして問題時にすべてを買い取るのもFRBというのが目的です。
それまでは、可能な限りバブルを起こしておいて、ある時突然暴落させ、そのタイミングですべてを買い取るという計画のようです。
昨日の報道で、FRBが資産価値が55%下落することを含む、株式市場の暴落に銀行が耐えられるかどうかのストレステストを行う予定だそうです。
Federal Reserve to Test Ability of Largest Banks to Weather a Recession
これは言い換えれば、株式市場の暴落を起こす計画があると言っているようにも聞こえます。
そして、それが起こる時には下落は55%では済まないでしょう。80%落ちる可能性さえあります。
これは意図的に引き起こされることになります。
株式市場の崩壊が起こる時、まず年金は間違いなく吹き飛びます。
あと、株式が上がることで利益が出るタイプのファンドも吹っ飛びます。
会社も人々も追い込まれたときに、FRBは出できます。あなたの資産を安く買い取ります、というわけです。
すでにそれは始まっています。これは今トラブっている商業不動産のセクターにFRBは注視しているというニュースです。
しかし、言い換えれば「我々がすべて買い取るよ、お金はいくら必要だ」と言っているようなものです。
Fed eyes trouble in commercial real estate, corporate debt in 2021 stress tests
マーケット暴落後、同様のニュースがたくさん出で来るのは間違いないと思います。
FRBはアメリカだけでなく、地球上のすべての資産を買い取ろうとしているかのようです。
これが起こる前に、我々の立ち位置がどこにあるかによって、結果は大きく変わります。
被害者となるのか、上手に逃げ切れるのかは、今何をするかにかかっているのだと思います。大変な時代になりましたね。