アメリカは法人を簡単に作りやすい場所の一つです。
アメリカと言ってもたくさんの州があり、中には低税率の州もあります。
アメリカでは大きく分けて種類の税金があります。それは連邦税と州税です。
低税率の州は州税がゼロあるいはそれに近く、そういった州で法人を設立すると、連邦税のみを支払うことになります。
そういった低税率の州の一つにネバダ州があります。ネバダ州と言うと、ラスベガスがあるところです。
ネバダ州で法人を設立するということのメリットは税金が安いことだけではありません。
法人の情報がほぼ非開示という点にもあります。
カジノがあるせいもあり、IRSが法人の情報開示を求めたとしても、拒否されることもしばしばで、情報の秘匿性はかなり高いのが特徴です。
アメリカでは香港でありがちな、銀行口座から持ち主が判明することもほとんどありません。裁判を起こして、開示請求しなければ、通常は開示されません。
香港やシンガポールなどで法人を設立するよりも、費用も安く、低税率で秘匿性が高いので、利用価値が高そうですね。