友人がアーリーリタイヤして、パタヤで悠々自適な生活を送っていると聞いていたので、食事をしてきました。
彼は去年までサラリーマンでしたが、それと同時にためたお金で不動産投資をしていました。
彼の投資スタイルはどちらかというと、キャピタルゲイン狙いで、ランドバンキングが主でした。
ですが昨年、持っていた不動産を売却し、投資金額の10倍で4億円くらいの現金ができたそうです。
そしてそのお金を信頼できるファンドマネージャーに預けて、年間11%の運用をかけていてるそうです。
運用方法についても聞いたのですが、海外の高金利通貨を主にした運用で、かなり安全性が確保されているとのことです。
この資産を安全に運用できれば、彼は一生、お金に困ることはないでしょう。しかも物価の安いタイで暮らしているので、悠々自適そのものの生活です。
サラリーマンでも頑張って数億円のお金を貯め、年間10%で運用できれば、それだけで年間数千万円の収入になり、
恐らく使い切れないので、毎年資産は増えていくことになります。そうなれば本当に優雅な生活ができますね。
ただ話していて気付いたのですが、人の欲には終わりがありません。
数億円稼ぐと、今度は数十億円欲しくなるのが人間というものです。ですからどこで満足するのか、というのが大切です。
資産運用を始める時に、自分なりの目標を決めておいて、「いくらになったらリタイヤする」と固く決意しておかないと、欲に流されて、ずっと働き続けることになりかねないと思いました。
この友人も同世代の知り合い数人が相次いで亡くなったことをきっかけに、人生について考えるようになり、家族ともっと時間を過ごすためにリタイヤすることにした、と言っていました。
リタイヤして、幸せそうな彼を見て、私までうれしくなりました。