だれでも投資で失敗してお金を失うのはイヤなものです。そのため投資というと怖がり、慎重になりすぎる人も多いものです。
お金を失うことに対する恐怖心を克服しないと、先には勧めません。
私はこれまでに大金持になった人で、これまでに一度も損をしたことがないという人にお目にかかったことはありません。反対に投資で損をしたことはないけれど、今もお金がないという人にはよく会います。
損をするのは怖いもので、それは当たり前の勘定です。しかし投資で成功しようとするには、失敗は避けられません。
怖いからやらないのではなく、失敗して損をした時にどう対処するのかが最終的に違いを生み出します。
失敗した時にそこから何かを学び、先に進む人は大金持になり、怖がって途中でやめてしまう人、あるいは怖がって最初からやらない人はいつまでたってもお金がないままで、気づいた時には退職時期も近づいていて、前にはあったはずの時間さえも無くなっているという状況に追い込まれてしまうのです。
大抵の人はお金を損することが怖くて、もっと損をします。あまりに安全第一にしすぎるあまり、家や車は買うのに投資はしようとしない。ほとんどの人が金持ちになれないのは、勝とうとせずに、損しないことばかり考えているからです。
怖がりな人は安全な投資信託や少しだけ株式を買ったりしますが、それでは大もうけをすることはできません。負けないように負けないようにという守りの姿勢だと、決して大きく勝つことはないのです。
特に手持ち資金が少ない人はよく調べて、一点に集中した投資をすべきです。リスクを考えすぎたり、バランスなどといっているといつまでたっても儲かりません。
負けることを恐れず、それを乗り越えて勝ちに行く態度がないと、大もうけはできません。一発退場にならないようにするのはもちろんのことですが、、
ある程度、儲かってきたら資産の大半は安全に運用できるようにしておいて、資金の一部をハイリスクハイリターンの投資に入れるべきでしょう。