3000兆から4000兆ドルも存在すると言われているデリバティブに火が付きました。
ウォーレンバフェットが"金融の大量破壊兵器"と呼んでいるものです。
政府や中央銀行がどれだけ金をつぎ込もうとも、問題はない発言を繰り返そうとも抑え込むことは絶対に不可能です。
「大き過ぎて救済できない」と、著名エコノミストは述べましたが、これは専門家であれば誰でも知っていることです。クレディは巨額のデリバティブを抱えています。
しかし、スイス中銀は救済に乗り出すことにしました。"救済"という名の通貨破壊行為です。
こんな時ですが、ECBは明日0.5%の利上げに踏み切るようです。これは破壊が狙いです。
しかし、ウォールストリートはクレディが破綻すると見ていて、CDSの価格から判断すると現在の破綻確率は50%程度のようです。
来週にでもクレディはドイツ銀行も道連れにすることになるはずです。
メディアも政治家も中央銀行も「金融機関は安全だ」キャンペーンを一気に打ち出していますが、彼らがどれだけ不正直な人間なのかは金融に生きている人であれば良く分かっていることです。
そしてこのタイミングでFRBは7月にCBDC(バイデンドル)をリリースすると、正式に発表しました。ここまでくると確信犯と言っても差し支えないでしょうね。
人々が銀行に対して抱いている幻想の一つに、現金が銀行の金庫の中で安全に保管されているというものです。
今、アメリカではSVB破綻から大規模銀行に資金を急いで移動する人が急増しています。
大手金融機関ならばより安心だと考えているのですが、実はではそうではないと人々が気づくのにそう時間はかからないでしょう。
安全だと思って逃げた先にも罠が仕掛けられていたというオチが待っています。
というのは銀行預金はどこに入れておいても、中身はただのデリバティブに過ぎないからです。
あと一か月もすれば大多数の人たちは預金を失うことになります。
そして残った人たちの多くは貴金属に殺到し、その中の一部の人たちは仮想通貨に殺到することになります。
かねてから予測されている銀1オンス=$600はこの時に起こると思います。しかしこの価格はただの通過点に過ぎません。
クリフハイの予測では、ヨーロッパで金融危機が発生してから2-3週間でアメリカに飛び火するとしています。日本にも同時期にやってきます。
この起点はクレディの破綻からカウントするのか、それともこれすでに始まっているのかは不明ですが、いずれにしてもそれほど時間は残されていません。
この期に及んでもまだ事態の深刻さに気付いていない人がほとんどで、言っても聞く耳を持たない人が多いのですが、ワクチン同様生死に関わる危険が目前に迫っていると、できるだけ知らせるべきだと思います。
もう何十回も何百回も繰り返した話ですが、銀行口座には必要金額だけを残して、すべて引き出してください。
まだ買っていない人は今からでも金と銀は買えますし、株も現金化して現物に換えるべきだと思います。
貴金属のETFはダメです。というのはETFは金融機関が保有しているものなので、金融危機に巻き込まれて無くなります。
あと少しで構わないので、仮想通貨も必要です。
ビットコインとライトコインは世界中のどこでも使用できます。、そしてリスクが取れる人はシータとベリタシアムを少しだけ買うと良いと思います。
いまだにネサラゲサラとかQFSなどと言っている人たちの救済は不可能なので、時間を無駄にする必要はないと思います。
アメリカを始めとする世界中の政府も中央銀行も金融機関の救済をしようとすることでしょう。
そしてそれができないとすると、サイバー攻撃を仕掛けてすべてをなかったことにするかもしれません。
今はJPモルガンもSVBの件も表に出始めていますが、金融機関の犯してきた犯罪を最後の最後まで隠ぺいしようとするためです。
これには詐欺も含まれますが、エプスタイン関連の関与などありとあらゆる悪事があると思われます。
数日前にSVBの英国支店がHSBCに1ポンド(160円)で売却された、という報道がありましたが、この値段で売却ということは大量の不良債権があるということです。
これを切り抜けられた人達に待ち受けているのは、金融崩壊直後の大混乱の時期の大チャンスです。
人々をできるだけ助けつつ、迫りくる金融大崩壊からはできるだけ遠くに離れて安全を確保するようにしたいものです。
ところで一年前にエズラコーエンは3/15に注意するようにと警告していましたが、この展開を前から知っていたのでしょうか?