世界的に不動産の下落傾向が顕著になっています。
市場というのは少しずつ上昇していき、その後に一気に下落する傾向があります。
英語では、"雄牛(強気市場)は一段ずつ階段を登っていき、熊(弱気市場)は窓から一気に飛び出す"と言われます。
アメリカでは11月の住宅販売契約指数(契約済みでこれから決済が行われる予定の不動産、38.6%の下落ということでこれまでで最大の下落幅であることが報じられています。
当然ですが、売れなければ値段が下がるということになります。それも大幅に下落します。
US Pending Home Sales Crash By Most On Record
不動産データ会社のブラックナイトによると、11月の時点で差し押さえは532%の増加で、債務不履行の率が上昇しています。
そして長期滞納のため差し押さえに直面している件数は180万件で、予備軍は160万件となっています。
ようやくですが大量の差し押さえが出で来ることになりそうです。
州別ではフロリダは滞納している率が24.63%、アリゾナは21.03%、ワイオミングが16.96%、アイオワが15.97%、サウスダコタが15.58%となっており、かなりの滞納率となっています。
あまり指摘はされていないのですが、不動産の下落が加速する大きな要因としては、差し押さえのほかに投資家の大量放出もあります。
FRBが利上げするにつれて、不動産の利回りよりも米国債の方が魅力的に見えるため、不動産を処分する動きが強まります。
今は、「熊が窓から飛び出している」最中です。年明けくらいから本格的にスタートするタイミングになりそうです。
ところで来年以降ですが、世界中で相当荒れるはずですが、そんな中私たちは気を付ける必要があるのは付き合う人の選別です。
避けた方が良いと思うのは、物事を小さく考える人です。
このような人たちと付き合っていると、自然と自分の活動範囲や可能性が制限されてしまうことになります。
このタイプの人たちは自分が達成できることに制限を設けていることが多いので、その基準であなたをも判断するようになります。
できるだけ物事を大きく考える人たちと付き合うようにしましょう。
2つ目のタイプは、いつでも消極的で反対ばかりする人たちです。
いつも反対して消極的なことばかり言う人たちもあなたの可能性を制限することになります。これと関連しているのは、経験がない人たちも含まれます。
例えば、初めて不動産を買おうとする時に「そんなことはあなたにはできない」といった発言をします。
これは私も実際によく言われましたが、話を聞いてみるとその人は不動産投資など一度もしたことがないということが良くありました。
その人にはできないかもしれませんが、それはあなたにはできないという意味にはならないのです。
そして避けるべきタイプの中で最も重要性が高いのは、妬むタイプの人です。
不動産投資にしても新たな事業を始めることに関してもですが、あなたの計画、そしてあなたの期待と目標について知るとねたむ人がいます。
彼らは世の中で自分のことが一番大切で、それ以外の人のことには関心がありません。
そういう中であなたが新たな目標に向かって行動し進んでいることを知ると妬みを感じ、喜ぶどころか怒りを感じます。
これはその人の反応でもわかりますし、友人だと思っていた人があなたの知らないところで、あなたの悪口を言っていたということがあるかもしれません。
このタイプはあなたに悪影響を与え、見えないところであなたの足を引っ張ろうとします。
こう言う人はあなたの人生には必要ありませんので、関係を断つようにしましょう。
特に経済の崩壊で大ダメージを受ける人が多い中で、あなた一人が資産を急速に増やしているのを知ると、良く思わない人がいるはずなので要注意です。
特に来年以降、ありえないくらいのチャンスがやってきます。
その時に自分の可能性を信じ、勇気を出してチャンスをつかんでいただきたいと思っています。