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FRBは日銀は救済するのか? ロシアは金本位制の仮想通貨をリリース。

あまり注目を集めていませんが、日銀はかなり追い込まれています。

事実上の利上げが世界に衝撃を与えましたが、国債売りが止まりません。

 

昨日、日銀は1日の間に2回にわたり国債の無制限の買い入れに追い込まれました。2年国債を無制限に買い入れ、1-10年債を300億円分を買い入れています。

これは日銀が行っている10年債の無制限買い入れ以外に行ったもので、水曜日には1年債、5年債の無制限買い入れ、そして1-10年債を500億円買いました。

簡単に言い換えれば、日本初の世界経済危機がすぐそこまで迫っていて、日本円が紙切れになる寸前にまで来ているところを日銀が最後の力を振り絞っているというところだと思います。

しかしこれは日本だけの問題ではなく、特にアメリカにとっての大問題です。

というのは日銀は米国債を大量に保有しており、国債防衛のために米国債を売ることになれば、今度はアメリカがトラブルに陥るからです。

そのためにはFRBは日銀を事実上、"救済"することになると思います。

恐らくですが、彼らがクレディとその他の銀行に対して行っているように、通貨スワップを提供することにより目立たない仕方でドルを提供することになるはずです。

あるいは経済危機の責任を日銀に押し付けて、リセットに持ち込むという観測もありそうですが、個人的にはインフレをさらに激化させたいというのが本音だと思います。

 

日銀総裁の後任がなかなか決まらないというのは、不思議ではありません。

任期満了前に逃げたい黒田総裁、しかし次に総裁になりたい人がなかなかいないのは、何が起こるのかを知っているからでしょう。

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ということで、もう壊れたレコードのように同じことを繰り返していますが金と銀を買いましょう。

時々、ブログで取り上げている仮想通貨ベリタシアムの開発者のレジーミドルトンは子供たちへのクリスマスプレゼントに銀を買ったようです。

"仮想通貨の開発者なのになぜ?"と思われるかもしれませんが、そんなことはありません。

仮想通貨の世界も最後には、現物の取引に使用されることになるからです。

 

やや関連していますが、脱ドルを急速に進めているロシアの最大の金融機関であるスペルバンクが、金本位制のデジタル資産をリリースしました。

今後どのように使用されるのかはまだ不明ですが、ロシアが米ドルを崩壊させるためのツールの一つであることは間違いないと思います。

金の裏付けがある通貨が、原油と天然ガスの取引に使用されることになるのでしょうか?

脱米ドルが進む中での、素晴らしい投資になると説明されています。

ちなみに2023年の7/30まで購入可能だということです。

Russia Moving Closer to De-Dollarization with Gold-Backed Assets

Russia’s Banking Giant Sber Issues Gold-Backed Digital Financial Asset

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