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「時は来た」と語ったパウエル議長

世界の支配者層は一般人のことをバカだと思っています。

そのため計画を事前に伝えているのに、意味を理解できず罠にはまることをあざ笑っています。

政治と経済の世界で偶然はないとよく言われますが、それは本当だと思います。

 

ところで、昨晩FRBのパウエル議長はついに利下げに踏み切ることを明言しました。「時は来た」と述べています。

このブログの読者で今この段階に来ても銀行口座に多額の預金をしていている人がいるのでしょうか? 

いまだに行動していないとすれば、もう手遅れかもしれません。

 

パウエル議長の利下げ発言は、一般人を経済的に破滅させる「時が来た」と言っているのと同じです。

意図的に金利を抑制する=緊急の資金供給をすることを意味しています。

つまり数兆から数十兆ドル以上の資金供給をすると言っているわけで、金融機関の破綻でも起これば、それを口実に天文学的な資金供給をするということです。

起こることと言えば暴落した資産全てを中央銀行が買いまくるわけですが、買いまくる資産は一般人の持つ資産で、叩き売られた結果、中央銀行やヘッジファンドの持ち物となります。

そしてこれには副作用があります。富の移転は加速して中央銀行とヘッジファンドはすべてを奪い取ろうとする一方で、通貨の購買力はゼロに向かいます。

かなり高い確率で何らかの事件か戦争等が発生し、経済が破綻するとしても責任を第三者か不可抗力のせいにする準備も整っているはずです。

パウエル議長による利下げ宣言の重要性をよく考えるべきだと思います。

もちろんこの計画がうまくいくと断言したいわけではなく、資産を奪いとる計画があると言いたいだけです。

 

別の話で金属の保管の話です。

貴金属は、自分で管理できる場所に保管するのが理想的です。

銀行の貸金庫に入れるのは論外で、金庫を購入して自宅で保管している人が多いかもしれません。

海外では金属探知機に反応しない保管ケースを購入して、庭に埋める人も多いようです。

この方法だと強盗が押し入っても盗むことは難しいでしょう。ただ大量の貴金属を埋めることは難しいです。

 

最近は日本でもカントリーリスクが高まっていますので、海外で分散して保管することの重要性は高まっていると思います。

有事の際に銀を持っての海外渡航は困難です。

ある程度の資産がある人であれば、あらかじめ海外に分散しておく選択肢を検討すべきだと思います。

富裕層はスイスやシンガポールを選ぶ傾向が強いようですが、この選択に対しても異論反論があります。

保管に関しては完璧な選択肢は存在しませんし、個別の状況によって正解は異なると思います。

 

一般的によくあるのは、貴金属ディーラーが保管サービスも提供しているケースです。これは手軽な反面、リスクもあります。

最近、アメリカではテキサスに貴金属を保管していたのに、引き出そうとしたら実はデラウェアにあったという話も聞きました。

少し前には貴金属ディーラーが保管しているはずの貴金属が消えていたという事件も発生しています。

つまり何がどうなっているのかよく分からないケースも散見され、貴金属ブローカー任せになりがちです。

 

貴金属ブローカーと保管施設を分けるという選択肢もあります。

保管施設を別途契約し、貴金属ブローカーから保管施設充てに送付してもらい、保管してもらうことも可能です。

この場合だと、保管施設が一度現物の確認をするのでリスクはやや下がります。

ただ数日前に取り上げたように、一般向けに保管サービスを提供しているという違うリスクがあります。

つまり治安が悪化するに保管施設が襲われたり、取りに行く時に時に待ち伏せしている暴漢に狙われるというリスクがあります。

あとそもそも論ですが、比較的低価格で保管サービスを提供している業者やスタッフが信頼できるのかという点もあります。

事態が緊迫してくるとスタッフが盗みを働くリスクは上がると思います。

施設そのものの体制も重要ですが、国の治安が大きく影響すると思います。

 

以前にどこかで取り上げましたが、超富裕層になるとスイスでは山にトンネルを掘りぬいた核シェルターのような保管施設に保管するかもしれません。

超富裕層であればこうした選択肢になるのかもしれませんが、保管費用も高額で一般向けではありません。

 

いろいろと調べて考えた結果、私の現時点の選択肢はこのようなものです。

 

  戦争リスクが少ない国を選ぶ。

シンガポールとニュージーランドはベターの選択肢。スイスはリスクが高まっている気がします。

数日前のニュースでは、富裕層はシンガポールに富裕層が大挙していることが報じられていました。

 As the Rich Snap Up Gold Bars, Storage Vaults Brace for Business

 

 保管庫は一般向けに保管サービスを提供していない場所を選ぶ。

シンガポールとニュージーランドでも同じですが、保管データが当局に提供される可能性があります。

あと保管庫として一般に知られていると襲われるというリスクもあります。

保管庫がマネロンに加担しているという疑いをかけられて、当局に保管物もろとも封鎖没収させる可能性があります。

       

このリスクを避けるためには、人知られず保管サービスを提供しているところを探す必要があります。

 

 購入と保管を分ける。

購入した商品を保管庫に入れる前に第三者が確認する体制を確立する。

私が探した範囲では、弁護士や会計士の中には個人的に協力してくれる人もいます。

シンガポールではプライベートバンカーが保管を特別に手配していれる可能性もあります。

 

私はアメリカ国内でも保管していますが、アメリカ国内で使用する予定があるためです。

保管と同時に使用する可能性という見地からも保管を検討すると良いのかもしれません。

 

いずれにしても保管は人任せにせず、いろいろと調べてみると自分なりの正解が見つかると思います。

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