昨日、クリフハイがヨーロッパ発の経済危機の勃発を予測していることを書きました。
そして今、ドイツ経済の急激な悪化が相次いで報じられていますが、今は経済全体が停止の瀬戸際にあります。
ドイツといえばのEU屋台骨で、今複数の国家が破綻の危機にある中、ドイツ経済の崩壊はユーロ経済の崩壊することは深刻な結果となります。
ユーロ経済の崩壊、ひいては世界経済の崩壊へと波及することになりそうです。
ロシアからのガス供給量の低下のため、経済は大打撃を受けていましたが、今度はロシアはガスの供給を完全にストップしたようです。
報道によると、ロシア側はパイプラインの"メンテナンスのため"と説明しているようですが、同時にパイプラインを政治的な理由で再開しない可能性も指摘しています。
ドイツではエネルギーの配給制がすでに始まっており、エネルギー不足のため企業は物の生産ができなくなるという事態に追い込まれています。
これらの報道はまだガスが送られている段階での出来事なので、完全に止まった今、ドイツ経済は完全停止の危機にさらされています。
ガスがないということは、暖房やお湯が使えないということだけではありません。
企業は物を生産できなくなり、倒産に追い込まれ、そして人々は解雇され、同時に物不足によるハイパーインフレには拍車がかかります。
要するに"一時的に"ガスを止めることで、プーチン大統領はドイツに、ガスがない生活がどんなものかしばらく試せばよいと言っているわけではなく、
ヨーロッパ経済の完全破壊に踏み出したということなのだと思います。
こちらはエネルギー危機で、ドイツのすべての産業が崩壊の危機にあるという報道。
クリフハイの予測が正しければ、今月末ごろに世界的に金融危機が始まります。(個人的には当たると思っています)
金融危機で株式と債券等が大暴落するわけですが、その後に各国の中央銀行は、金融危機に対応するため金融緩和を加速させるはずです。
一日で10%程度もマネタリーベースを増やすといった、極端な金融緩和をすることになると思われます。
そしてそれはハイパーインフレ、それと同時に通貨の終わりを意味するものとなります。
傍目に見ると、各国の政治家たちは頭が悪いように思えますが、知力が足りないわけではなくただ邪悪なだけです。
ドイツに至っては原発を止めた上に、貴重なエネルギー源であるロシアとの関係を意図的に悪化させているわけですから、本当の敵は自国民ということなのでしょう。
ロシアのせいにしながら、自国民を追い込むというWEFのアジェンダを推進しているわけです。
ヨーロッパで経済危機がいったん起こると、数日のうちに世界中に広がります。
ですからそんなことは起こらないとタカをくくっている人たちは、不意を突かれることになります。
貴金属業界ではかなり有名なピーターシフはプエルトリコで貴金属のファンドと銀行を経営していますが、マネロンの疑いをかけられて廃業に追い込まれました。
そのやり方が強引で説明も聞かず、裁判もなく一方的に閉鎖を命じられ、当然預金者はお金も引き出せなくなってしまいました。
確かロバートキヨサキも入れていたと思います。
今は何が起こっても不思議ではありませんから、資産は手元に置いておくようにしましょう。