今、アメリカの複数の金融機関で問題が発生しています。
報道によると、バンクオブアメリカ、チェイス、ウェルズファーゴ等の金融機関で振り込みや引き出しができなくなっています。
FRBによると人為的なミスによって引き起こされたシステム障害で、預金は安全であるとしています。
振り込みが遅れているだけなので、何もする必要はないとしています。
SNS上では、ATMが使えないとか、ネットバンキングが使えないという声が多数上がっています。
トラブルは他の銀行でも発生していて、最も安全だと言われているクレジットユニオンでも引き出しができなくなっているという投稿もありました。
これは人為的なミスというよりは、サイバー攻撃のように見えます。
この問題は短時間で解決するのか、あるいはこのまま金融危機へと発展するのかは不明ですが、以下は想定される影響です。
まず金曜日は給与の支払い日です。そして61%のアメリカ人は貯金がゼロで、その日暮らしをしています。
(英語では給料日から給料日までの綱渡りをする、という言い方をします。)
つまり一度、給料が受け取れなくなっただけでゲームオーバーの状態にあります。
これは住宅ローン、オート―ローンなどの支払いの遅延とデフォルトにつながるものです。
直近の問題としては、多くのアメリカ人がその場を凌ぐためにペイデイローンと呼ばれている給料日に返済するタイプのローンを抱えていることです。
クレジットカードのキャッシングの支払いや、後払い決済の買い物を多くしています。
一度の給料が受け取れなくなることや遅れるということは、生活費を持っていない多くのアメリカ人にとって死活問題です。
当然ながらこれは金融機関にとって大問題です。
大手の金融機関でさえも巨額の含み損を出しており、預金流出が止まらないことは以前に扱いました。
人々が預金取り立てをする時に、銀行には現金がありません。
そのため金融機関は少しでも対応するために含み損を出している資産、特に国債を損切りして売却するという事態に追い込まれます。
今はまだ含み損の段階ですが、売却により損失が確定します。
そして巨額の損失が確定する時にステークホールダーが損害を受け、連鎖的に被害が広がっていきます。
その時にFRBは金融機関を救済するのでしょうか?
その時にFRBは最後で最大の金融緩和をすることになるのかもしれません。
金融というのは人々の信頼で成り立っています。
人々は金融機関は安全である、そして紙幣には価値があると信じている間は問題が起こりません。しかし、信頼が崩れ去る時に全ては終わります。
人々はその時に米国債ではなく貴金属に殺到しますが、その時にはすでに手遅れで入手不可能な状態になっています。
そしてその時までに貴金属を買い集めた投資家たちは、価値がない紙幣と引き換えに貴金属を手放すことはありません。
彼らが求めるのは、価値がある現物との交換になるはずです。
今アメリカで起こっている金融機関の問題が継続するのか、解決するのかには要注目です。
人々が騒ぎ始めて銀行に押し寄せるのに、長い時間はかからないはずです。
別の話です。
クリフハイによると、カザールマフィアが核戦争を煽る時期に入るようです。(今後数日間の間と言っています。)
例のごとく恐怖を煽り、核戦争を本当に起こしたいようですが、それは彼らがそこまで追い込まれていることの裏返しだそうです。
ただ核戦争は起こらないというのがクリフハイの意見です。
数日前から、ビルゲイツが子供をレイプした罪で起訴されるという情報が出回っています。
カザールマフィアはビルゲイツの逮捕自体を気にするとは思えませんが、その過程で悪事が暴かれることは気になるはずです。