「全ての戦争は銀行屋の戦争」という題の有名な本があります。
今中東で起こっている戦争もそうですが、戦争には経済の側面が必ずあります。
もちろん宗教やイデオロギーといった理由もありますが、お金が理由であることも多いもので、戦争を調べていくと必ず背後に中央銀行の存在があります。
今回もその匂いがプンプンします。
ただ今、我々が目撃しているのはエンドゲームです。もうこの先はそう長くはありません。
先週は国債市場の金利上昇が止まらず、クレジットフリーズが叫ばれていました。流動性が止まりかけまた原油価格が下がり始めていました。。
多くの投資家たちが金融危機がいよいよ深刻化するかと待ち構えていたタイミングに、しかも三連休の間に計ったように戦争が発生しました。
しかも原油価格上昇が必ず起こる中東での戦争です。まさに狙っていたかのようなタイミングです。
イスラエル側の情報網と国境の壁の崩壊?、ハマスの全面攻撃? そしてやったのが原油産出国のイラン?
どう考えても話がシナリオが最初から書かれていたと思います。
これから世界中特にアメリカは巨額の金融緩和をして戦争に資金を投入し、流動性を確保しようとすることになります。
何せ戦争ですから、金を刷りまくる理由には欠かないはずです。
こっちに〇兆ドル、あっちに〇千億ドル、人道支援に〇兆円、軍事支援に〇兆円、という感じで延々とエンドレスに続くことになります。
もちろん日本もです。
アメリカ政府は早くも米軍を派遣したようです。
航空機を搭載した最新鋭の空母と複数の巡洋艦と駆逐艦を派遣したことが報じられています。
何かおかしくありませんか? 先週まで金がなくて政府を閉鎖するとやり合っていませんでしたか?
政府を運営する金はないが、戦争する金ならばいくらでも出ます。
つまりこういうことです。理由さえ適当にでっち上げられれば、通貨はボタンを一つ押すだけでいくらでも増やせるシステムということです。
本当に必要なのは適当な理由だけです。実態などは関係ありません。
これから世界中の中央銀行は、文字通り天文学的な額のお金を市場に供給することになります。文字通り無限にです。
そして次々と大規模な偽旗事件が起こし、その度に対立を煽りその度に資金供給をすることになります。
その結果と言えば、経済の崩壊とハイパーインフレです。
今言われているのは、米軍に対する偽装攻撃とホルムズ海峡の閉鎖です。
そうなれば戦争激化だけでなく、原油価格が今の数倍以上に高騰することになります。
物不足とハイパーインフレがあっという間にやってきます。覚悟してください。
すでにアメリカを戦争に引きずり込むために、ガザでアメリカ人(恐らく二重国籍)が拘束されたという報道もあります。
また国外に逃げようとする外国人が押し寄せて、また外国機が停まっている国際空港が爆撃されたという情報もあります。
戦争はこれからもっともっと拡大します。そして彼らが狙っているのは、ベトナム戦争のような終わりのない戦争です。
一時的には国債市場の落ち着きを取り戻すことになるはずです。(長くても数週間か?)
戦争は株式市場にはプラスです。そして原油価格にもプラスです。
銀行屋というのはどれだけの命が失われるとしても、そんなことはまったく気にしていません。
そして我々が払う税金はパレスチナの子供たちを殺すために使われることになります。
そして金利上昇により巨額の損失を被っている金融機関は、今頃原油価格上昇に巨額の賭けをしているはずです。
恐らくホルムズ海峡のような重要な場所で事件が"たまたま"起こったり、原油貯蔵施設が爆撃されたりするなどして、原油価格が高騰するはずです。
非常に残念ですが、これが世界の現実です。
ですから多くの人は銀行家こそが人類の本当の敵だというのには、もっともな理由があるわけです。
中央銀行を頂点とするバビロニア金融システムをなくさない限り、世界は平和になりません。
ところで戦争の陰に隠れて現金不足が深刻化している国があります。
エジプトの複数の銀行は現金不足のため引き出しとデビットカードの使用を停止しています。
アラブアフリカン国際銀行はクライアント向けに、外貨不足のため現金の引き出し停止を行うと通知をしました。
この動きがここだけで止まると思いますか??