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7日後に米ドルの命運が決まるようだ。

米ドル覇権の終焉、そして新たな世界の枠組みが誕生しようとしています。

1週間後にロシアでBRICS会議が開催されます。

主なアジェンダはBRICS通貨です。金銀+コモデティを使用したBRICS通貨をリリースすると見られています。

これに先立ちBRICSは、260億ドルの国際取引で米ドルを全く使用せずに行ったことを公表しています。

 

そして昨日はプーチン大統領の就任式がありました。

スピーチの中でプーチン大統領は、西側諸国の計画しているNWOは死んだ、そして我々が新たな世界の枠組みを構築すると宣言しました。

大統領就任式にアメリカ、日本そしてEUの代表は出席を拒否しました。

 

経済戦争が激しさを増しています。

数週間前にイエレン財務長官は中国を訪問し、ロシアに協力しないように圧力をかけたことが報じられています。

イエレン財務長官は、中国が銀を大量に使用する太陽光パネルとEVの過剰生産をやめるようにという圧力もかけました。

その直後にプリンケン国務長官も中国を訪問し、ロシアに協力するならば制裁すると圧力をかけました。

プリンケン国務長官の訪中に関しては、習近平が「この人はいつ帰るのか?」と聞いたことや帰国の見送りに中国側からは誰も来なかったことなどがSNS上で騒がれていました。

 

アメリカとは別に、昨日EUも中国がEV等の製品を過剰生産しているとして、経済制裁を辞さない構えを示しました。

ロシアに対しては経済制裁を発動していますが、最近は中国企業とインド企業も制裁の対象に含めています。

しかし最近までEUもアメリカもCOP28で、再生可能エネルギーの大幅拡大を求めていました。

インドが銀を大量に輸入していることがあちこちで報道されていますが、今度は今年の太陽光パネルの生産量を400%増加させると発表しました。

アメリカ債務時計によると、ぺーパーシルバーのレバレッジは約400倍となっています。

HSBCを筆頭とする銀ショート勢は苦境に立たされており、逃げ切ることは不可能でしょう。

デリバティブが崩壊する時、西側諸国の中央銀行は文字通り天文学的な額の金融緩和に追い込まれると思われます。

 

ロシア政府は西側諸国に経済制裁を発動し、JPモルガンの資産をドイツのコメルツ銀行の資産を没収しました。

このまま行けばブラックロック等のヘッジファンドの資産も没収される見込みが高まっています。

デリバティブのどのような影響を与えるのかに注目が集まります。

 

最近では、複数のアフリカ諸国がアメリカ国内に保管している金を自国に持ち帰ろうとしていることが報じられています。

ガーナ、南アフリカ、カメルーン、ナイジェリアの件が報じられていますが、これ以外の国でも同様の動きがあるのかもしれません。

米ドル覇権から距離を置こうとする動きの一環と言えますが、どの国が金を持ち帰っているのかについてFRBは明言していません。

金をアメリカ国内で保管していたことは、国際取引でドルを使用することと治安維持のために米軍に依存していることを意味していたからです。

アメリカがロシアの外貨準備金を凍結したことを危惧している国が増えていることを示すものでもあります。

そして新たなBRICS通貨に備える目的でもあると思われます。

 

軍事バランスにも大きな変化が現れています。

最近、アフリカのニジェール政府は米軍の国外退去を命じました。

ニジェール政府は今度はロシアに軍事的に依存する事を決めたようですが、米軍がいないはずの基地にロシア軍が現れて基地を一時的に共有するという事態が発生しています。

覇権国家が文字通り入れ替わる事態が発生していることになります。

2週間ほど前、EU外交部のトップがウクライナは二週間以内に崩壊すると語りました。

また国家としては8月までには経済破綻する見通しであることが報じられています。そして保証人となっているのは日本国です。

ロシア政府はゼレンスキー大統領を指名手配しました。

 

こうした出来事がほぼ同時進行的に起こっていることは偶然だと思えません。

タイミング的にクリフハイの予測とも合致するだけに、今月のBRICS会議には要注目です。

クリフハイはFRBがどのタイミングで姿を消すことになるのかについても、語っていましたので近々取り上げたいと思います。

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