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トルコ政府が大幅な方向転換。

通貨危機で苦しむトルコですが、ついに最後の手段を講じるようです。

日本語ではあまり報道されていませんが、暴落が止まらない自国通貨のリラの問題に対処するため、仮想通貨の法律を制定するようです。

エルドアン大統領はありとあらゆる手段を講じて経済危機の封じ込めを図ってきましたが、ついに白旗を上げたようです。

 

‘Turkey’s cryptocurrency law soon to be debated in Parliament’

トルコ、仮想通貨法案を議会に提出する準備が整う=エルドアン大統領が言及

 

少し前までトルコでは仮想通貨の規制を試みていましたが、今度は凋落するリラの代わりとして、仮想通貨を導入するよう方向転換をしたようです。

要するに、リラはもうダメだということを認めたことになります。ほかには選択肢がないということでもあります。

Turkey Is 'at War' With Cryptocurrency, Says President Erdogan

 

しばらく前にエルサルバドルでビットコインが導入されましたが、トルコとエルサルバドルでは経済の規模が違います。

あと、トルコはイスラム社会とEUの架け橋ともなっており、トルコの方向転換はユーロに大きな影響を与えることは間違いなく、そしてその後ドルに影響を与えると思われます。

可能性としての話ですが、通貨崩壊の流れが一気に本格化する象徴的な出来事ともとらえられるのではないかと思われます。

今の世界経済を考えると、ドルもユーロもすでに通貨危機に近い状況にあることは間違いなく、この流れが波及すれば、各国の中央銀行の息の根を止める動きの始まりとなるのかもしれません。

過去の歴史を考えると、通貨危機になると、政府は国民から金を没収したり、仮想通貨を規制したりする方向になるのが自然だと思われますが、今の状況を見ているとそれは不可能なのではないかと思われます。

ドルとユーロが通貨危機になる時に、政府は仮想通貨の導入を認めるのでしょうか? 

それともハイパーインフレが進行して通貨が紙切れになったとしても、代替手段を認めないのでしょうか?

どうなるかは分かりませんが、近い将来にトルコ政府と同じ選択を迫られる国は世界中のあちこちに現れてくるはずです。

ドルとユーロで通貨危機が表面化する時、偽装事件としての戦争でも引き起こして、通貨危機の言い訳とでもするかもしれません。

中央銀行は、今の世界の問題の元凶ともいうべきもので、個人的には中央銀行には姿を消していただきたいと思っています。

 

日本人の大半はまだ円に信頼を置いているようですが、自国通貨を信用するなんて、その国の国民だけです。

外国人は日本円なんて全く信頼していませんよ。

最後まで自国通貨にしがみついていると、逃げ遅れるかもしれません。

-マネー
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