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投資とビジネスの政治的リスク

私が保有している鉱山の会社が政治的のトラブルに巻き込まれたようで、株価が暴落しています。

会社名はFortuna Silver(FSM)です。

 

会社のCEOがインタビューに答えていましたが、この会社はメキシコで5つの鉱山を運営していますが、メキシコ環境省がそのうちの一つの鉱山に対して、環境免許の更新を拒否しました。

しかし、会社の説明によると環境省の定期立ち入りでも問題を指摘されたことはなく、未提出だとされる書類もきちんと提出されており、環境省側の手違いだとして控訴すると同時に、裁判を開始しています。

会社側は問題は未解決ながらも、楽観的な見通しを示しています。しかし、株価は20%以上も下落しています。

 

この会社の鉱山はメキシコでも有数の埋蔵量を誇る鉱山なのと、話を聞く限りいずれ問題は解決されると思うので、今の安値は買いだと思い、買い増しをしました。

もともとこの会社の株価は割安だと言われていたため、私は投資していたのですが、今は大バーゲン状態なのだと思います。

ただ私とは正反対の考えの投資家も多いと思います。私は良い押し目買いのチャンスだと思うのですが、どうでしょうか?

 

貴金属投資家によっては、今後経済が混迷すると、鉱山が政府によって国有化されると考える人もいます。

確かにそのリスクはありますが、そこまでやるのは中国だけではないかと思っています。国有化をやり始めたら、外国企業が撤退を始めると思うからです。

ただこの手の政治的リスクにはこれまで以上に敏感にならざるを得ない時代になったことは確かだと思います。

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