今、カナダで大事件が起こりつつあります。
最近カナダのカムループスで、先住民族の子供の遺骨が大量に発見されたという報道がありました。
そして、これは氷山の一角のようで、他にも多数見つかる可能性がありますが、次々と子供の墓が見つかっています。
墓標ない墓さらに182基 カナダ先住民学校問題、教会で不審火相次ぐ
これらはキリスト教会により性的に虐待されたうえ、命を奪われた先住民の子供たちです。
これに憤慨したカナダ人たちが、これまでは文化と権威の象徴であった協会に放火するというケースが後を絶ちません。
あとイギリスの女王の銅像、キャプテンクックの銅像、を破壊するという行為にも出でいます。
対象となっているのは、カトリックだけでなく、その他の修派にも及んでいます。
そしてイギリス王家がそれに関わっているという「疑惑」が強まっています。
1963年にフィリップ皇太子とエリザベス女王が、この寄宿学校を訪問した際に、10人を連れ去ったと言われています。
このすべてに対する怒りが爆発し、怒りの連鎖となりつつあります。
宗教だけでなく、支配者層に対する復讐がカナダで始まりつつあります。
Fire destroys Anglican Church in New Hazelton, damages another in Tofino
Politicians, Indigenous leaders say burning churches not the way to get justice
churches are being burned down
Statue outside Polish Catholic Church in Edmonton vandalized with red paint
これはかなり歴史をさかのぼった話になりますが、1400年代、世界の覇権を争っていたスペインとポルトガルの間で、世界の植民地を線分けした条約がありました。
当時の法王が、世界を区分けを十字架を使って分けましたが、それぞれの国が植民地を拡張する時に、教会にも当然、取り分をもらうことが契約に盛り込まれていたようです。
そして、その一部には人身売買が含まれていたわけです。
キリスト教の児童虐待と人身売買カナダに限った話ではありません。
少なくともこれまで数百年間にわたり、人身売買と児童虐待を行い、その隠ぺいを行ってきました。
そしてキリスト教の教会がある国であれば、例外なく同じ問題があります。
ロックダウンやワクチンに関する不信も加わり、今後大きな展開へとつながる可能性がありそうです。
もしカナダで革命が始まると、それは世界規模の革命となる可能性を秘めています。
かつては革命と言っても、国境を超えることはありませんでしたが、今回はあっという間に世界中に飛び火することになりそうです。
イギリス、オーストラリア、アメリカでも同様の問題があるはずです。
問題はその発火点となるのかどこなのか、という点です。
この件には今後、要注目です。