1970年代から1980年1月にかけて、金銀価格は急騰しました。
金価格は25倍、銀価格は41倍になりました。
これ以前にもバブルと呼ばれるものはありましたが、仮想通貨のバブルが発生するまで最大のバブルは1970年代の金バブルでした。
今日、地球上に存在する金の量は当時の2倍くらいだと想定されています。
しかし今日合法的に金を入手できる人の数は、当時の18倍となっています。
当時、ソビエト連邦と中国では金と銀を合法的に入手することは不可能でしたし、取引所もありませんでした。
これらの巨大マーケットが存在していなかったにもかかわらず、金の価格は$35から$873まで上昇しました。
現在は当時よりも18倍もの多くの人々が、購入しようと思えば合法的に購入することができる環境にあります。
1970年代にはメキシコやアフリカ、そしてアジアの国々では貧困や食糧不足の問題がありましたが、現在では様変わりしている国も多くあります。
人が多いというだけではありません。1980年の1月と比較すると、現在流通している通貨の量は55倍(推定)になっています。
ミリオネアの数は56倍、ビリオネアの数は200倍になっています。そして利用できる消費者金融の総額は220倍になっています。
世界中の株式市場の時価総額は49倍となっています。
要するにお金を持っている人の数も存在する通貨の量も、1970-1980年とは桁違いだということです。
経済危機が深刻化し、これらの人々が資産を守ろうとするときに何が起こるのか想像できますか?
資金が一気に金と銀に流入する時にどうなるのか想像できますか?
すでにゴールド&シルバーラッシュは始まりつつありますが、今後数年の間にこれらの人々や資産が一気に集中して流れ込むことになります。
1970年代に起こった貴金属価格の上昇をはるかに超えるバブルが発生することになります。
恐らく一晩寝て、朝起きて価格を見たら数十倍になっているといった現象が起こることでしょう。
金と銀はドルや円と違い、正直なお金です。
我々の知らないところで、勝手に増えたり消えたりする通貨とは違います。
通貨や経済システムだけでなく、政治や教育、医療や宗教といった社会に根幹に対する信頼が完全に棄損された時、人々は金と銀の現物に殺到することになります。
まだ時間があるうちに、1オンスでも多くの貴金属を購入することをお勧めしたいと思います。
ロバート キヨサキはこのように言いました。
"黄金律を覚えておきなさい。 金を持っている人がルールを作ることになるということを"
残された時間は本当にわずかです。