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売りに出す前に物件を修理するのはなぜか?

今、取り組んでいる物件ですが、修理は順調に進んでいます。

どうせ売りに出すのに、どうしてお金をかけて修理をするのかというと、それにはいくつか理由があります。

もちろんきれいになっていれば、高い値段で売れるからというのが主な理由です。

不備があると、価格交渉の材料を与えてしまうことになります。

今のマーケットではありませんが、極端な指値(英語ではlow ball offerという)を入れてくる投資家がいます。

売却は住宅購入者に絞るべきですが、修理をしていないと投資家ばかりが来てしまうという結果になります。

 

あともう一つ理由があります。

汚い物件をそのまま売りに出すと、見に来たエージェントが市役所に連絡して、物件に不備がないか確認をするケースがまれにあるのです。

そうすると検査官が見に来て、あれこれと修理をさせられ、余分なトラブルに巻き込まれる可能性があるのです。

特にこの物件は、屋根裏部屋にカビがあったため、もしこれが検査官の耳に入ると、大変なことになりかねません。

ということで、すべてを修理してから売りに出すことにしました。

この物件はやや小さな目の物件で、ベッドルームが2つしかありませんが、どうやら屋根裏部屋を改造して3つ目のベッドルームにできそうです。

そうなれば、売却価格をもう少し上げられそうです。

ちょっとした投資にはなりますが、成果は上がると思います。

 

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