海外生活

アメリカ国籍を捨てる人々が続出

当然と言えば当然ですが、アメリカ国籍を捨てる人が急増しています。

バイデンは急激に税金を上げる方向に動いており、最近では車の走行距離ごとに課税する法案を通そうとしていたり、富裕層にとっても難しい国になりつつあります。

税金もそうですが、急激に治安が悪化し、政情が不安定になりつつあるので、国外に脱出しようとする人が増えるのも納得です。

アメリカの場合、日本とは違い課税は属人主義で、アメリカ国籍を持っている限り、世界中のどこに住んでいても納税義務が発生します。

日本だと海外に移動した時点で、日本国に対する納税義務はなくなります。

属人主義が嫌で、国籍を放棄する人は前からいましたが、最近は特にアメリカという国にもう魅力がないと感じる人が増えているのかもしれません。

2020年は2019年と比べ、260%の上昇で、6705人が国籍を放棄しました。

2021年に入り、国籍を放棄する人の数は減少しているように見えますが、それは国籍を放棄したい人の減っているという意味ではないようです。

コロナのため、予約が取れないのと手続きが遅れいていることが原因のようです。

ある弁護士によると、取り扱いが遅れている申請の数がかなりあることに加え、申請のための予約もなかなか取れないとのこと。

この方によると、現在20,000-30,000人が国籍を放棄しようとしていると見積もっています。

アメリカ国籍を放棄するに先立ち、別の国の国籍を取得している必要があります。

カナダ国籍を取得しようとしているある方によれば、カナダ大使館の予約は一年半待ちだそうです。

バイデンは法人税、所得税、キャピタルゲイン税の増税をしようとしていることに加え、すでに経済が反崩壊状態にあることは、富裕層のさらなる逃避につながると考えられています。

不法移民は流入するけど、金持ちはいなくなるというかなりの悪循環ですね。

 

ちなみにIRSはアメリカ国籍を放棄した富裕層(2億以上)の名前を公表しています。腹いせかな?

Quarterly Publication of Individuals, Who Have Chosen To Expatriate, as Required by Section 6039G

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