イタリアでは所定のプログラムで条件を満たせば1ユーロで買えるという不動産もありますが、それ以外でも安いのがたくさんあります。
ただ問題はどうしてそんなに安いのかということです。
不動産の価格というのは重要と供給のバランスで決まります。
ただ安い理由が経済危機や戦争などの一時的な落ち込みだと買いなのです。不動産なので少し時間はかかりますが、やがては元に戻ります。
高齢化、人口の減少が理由だと、問題が解消される見込みはあまりなく、価格は一方的に下落していく場合がほとんどです。
イタリアの場合、都市部の不動産は高いのですが、田舎に行くと極端に安くなります。
投資として考えたときに、空室率も高いでしょうし、家賃も安いと思われ、バケレンで運用するにしても、遠隔地からではハードルが高いと思われます。
ですから、買う理由があるとすれば自分が住む以外の理由は見当たりません。
イタリア好きな方にとっては、別荘感覚とか、移住目的で買うのは良いと思います。
1ユーロの物件は話題性がありますが、実際のところ修理代がかなり高額になる場合が多いようなので、普通に買った方がよさそうです。
シシリア島なんかはずいぶん安いみたいですね。
移住先としてはなかなかよさそうです。