キューバで革命が起こっています。
Cuba protests: Thousands rally against government as economy struggles
恐らく数日以内に、政権は転覆すると思われます。
報道によってはワクチンが不足していて、暴動につながっていると述べていますが、実態は全く異なるようです。
キューバは小さな島に、多くの人が住んでおり、歴史的には旧ソ連との関係が深く、共産圏でした。
旧ソ連がハイパーインフレで崩壊した後、援助が途絶えました。
そして他国からの援助に頼っていましたが、それも途絶え、今は人々はハイパーインフレによる食糧、水、そして電気がないため、共産党に対して暴動を起こしています。
SNSでは人々が共産党本部を襲撃する様子も流出しています。
今のキューバは、ペトロダラーシステムが崩壊する時、そこに依存する国で何が起こるのかを示すものと言えるかもしれませんね。
日本も例外ではないと思います。
ハイパーインフレは、国家の崩壊に直結する兆候です。
歴史を振り返ると、いくつもの帝国がハイパーインフレのために崩壊しました。
ちなみにキューバは政権が転覆した後に、フロリダに統合することを希望すると考えられています。
こうした革命は支配者層が恐れているものです。
権力があると言っても、所詮は少数派で、国民が一丸となって立ち向かえば、逃げる以外の選択肢はないのでしょう。
7月と8月はグローバリストたちにとってのパニックの月となりそうです。
ハイパーインフレ関連ですが、アメリカ時間の13日にCPIデータが発表されます。
アメリカがハイパーインフレに向かっていることを示唆するデータが公表される予定です。
この発表後、金と銀には強烈な上昇圧力がかかる可能性が高いとするアナリストがいる一方で、反対にFRBが利上げをするとの見方が出るため、逆に下げると考える人もいます。
いずれにしても、明日の発表は要注目ですね。