過熱していることがあちこちで報じられているアメリカの不動産市場ですが、どうやら大変なことになっているようです。
売り物件数が少ないのに買い手が多い、ということで完全に売り手市場です。
こうなるとエクジットにはいいタイミングですし、不動産デベも一気に売り抜けたいと考えるのは当たり前のことです。
興味深いのが、保有する自宅のエクイティがあり、売却して利確したいと思うものの、怖くて売れないという人が続出しているらしいのです。
その理由は自宅を売却するのはいいとしても、そのあとに欲しい家を見つけても、入札合戦に巻き込まれて買えないのではないか、
そして賃貸物件に引っ越しをするとしても、家賃が高騰していてやはり心配だという人が多いというのです。
少し調べてみたところ、最近は入札合戦に勝つ方法に関する記事が多く出ています。
しかし、細かなテクニックはあるとしても、要はできれば現金で、高値の買い付けをする以外にありません。
報道によると、半分以上の家が言い値以上で売れています。
一度は下落しかけたサンフランシスコ近辺でも、上がっているようです。
いつまでこれが続くのかは分かりませんが、これはいつまでも続かないと思います。
今年の夏は最後の売り時になるかもしれませんね。